習慣化までの7ステップとは?|行動を継続するのに「根性は不要」説

今回は「確実に習慣化するための7ステップ」を解説します。
ふと思い立って、新しい行動を始めたのはいいものの、その行動を「継続すること」はそんなにカンタンなことではないですよね。。。これを読んで頂いている方の中にも
- 「やってやる!」と決意したけど、朝起きたら忘れてる・・・
- 良いカラダになりたいけど運動は三日坊主でやめてしまう・・・
- 取りたい資格があるけど気がついたらYouTube観てる・・・
といった経験に身に覚えがある方、意外と多いのではないでしょうか?
そこで今回は“行動を継続する”7ステップについてご紹介したいと思います。
「どうしても新しく始めたことを継続できない・・・」と感じている方へ、確実に習慣化するための行動例などもご紹介しています。
似たような悩みをお持ちの方、興味のある方は ぜひ参考にしてください。
- 行動を継続するために必要なことがわかる
- 具体的に習慣を生活に取り入れるコツがわかる
- 強く生まれ変わる最初の一歩を踏み出せる
習慣化(=行動の継続)に”根性”は必要か?
まず最初にお伝えしたいのは「気合と根性」だけでは自分を変えることは出来ない、という点です。
当然ですが、難しい問題に直面したとき、“個人個人の思いの強さ”がそれを乗り越えるエネルギーになることは大いにあると思います。
しかし「継続する」という視点に立つと、 想いの強さ“だけ”では十分ではありません。
もう少し詳しくお伝えすると「熱い想いの強さを行動に変え、さらに行動を継続できてようやく、変わるためのスタートラインに立てる」ということになるのではないでしょうか。
つまり。。。もしあなたに本気で自分を変えたい想いがあるのなら、まずはその熱量を「行動を継続するための仕組み」作りにあてることを強くオススメします。
「大きな変化」は「小さな変化」を積み重ねることで生まれる
「継続するための仕組みづくり」に取組む前に、つまずきがちなポイントについても考えておきましょう。
それは「成長の積み重ねこそが”変化”に繋がる」のを忘れてしまうということです。
フィットネスでも資格勉強でも、部活やスポーツ・新しい仕事など。どんなことにも当てはまりますが、新しいことを始める時、最初はうまく出来ないのが当たり前です。
とはいえ始めたばかりで失敗が続いてしまうと、どうしても「自分には向いていない」と感じてモチベーションの維持が難しいこともありますよね?
しかしそんな時こそ、「小さな成長の積み重ねこそが”変化”に繋がる」という事実にも目を向けて欲しいのです。
うまく出来なかった時、改善できる点(悪かった点)だけでなく、小さな成長(良かった点)を探してみましょう。これを少しずつ増やすことができれば”変化”は目に見えて現れてくると思います。
誰よりも自分自身で「小さな成長」を見つけること。これも継続するうえで重要な要素だと考えています。
「日々の行動」を「習慣」に変える7ステップ
ここからは、継続のための7ステップを詳しくみていきます。
ここで挙げている考え方は、資格取得やフィットネスの継続といった個人的なもののみならず、仕事の生産性向上・新しい事業の立上げなど、チームや会社としての取組みにも応用できるものだと思っています。
気持ちが熱いうちに『仕組み』を作る
まず最初に とりあえず行動するだけではなく、継続するための仕組みをつくる ことをオススメします。
これをフィットネス習慣で考えるなら、会社の同僚に宣言して「やらなきゃいけない環境」をつくることや、ジムに入会して先に入会金を支払うこと、などが挙げられると思います。
しつこいかもしれませんが、心の中で決意するだけでは継続は難しいと思います。
どんなに強い決意でも、人間意外と簡単に忘れてしまうからです。そんな時、会社の同僚とのふとした会話で「そういえば運動は続いてるの?」と言った話になれば、周りの方があなたの心に火をつけてくれることになります。
なにより大事なのは、続けるための環境を作ることではないでしょうか。
『継続したい行動』はすぐそばに
継続したい行動に移るまでのハードルを可能な限り少なくすることも重要なステップです。
これは語学や資格試験の勉強をしている方にもこれは当てはまるでしょう。自分の机で勉強するケースでたとえると
- 机に向かう
- 参考書を開く
- 学習を始める
という3つのステップを踏む必要がありますが、リビングの横に参考書を置いていれば「机に向かう」というステップを省略して学習を始めることができます。
よい行動(習慣)は気軽に始めるのが一番です。
『失敗につながる行動』とは距離をとる
継続したい行動とは逆に、失敗につながる行動にはいくつものハードルを用意しましょう。
たとえばもし、テレビが原因だとするなら、目標を達成するまで押し入れに入れておくのはどうでしょうか。もっと手軽にコンセントを抜いておくだけでも違ってくるかもしれません。
テレビを見るためにいくつものステップを踏むことになり、結果として心理的なハードルを作ることができます。
悪い行動(習慣)が面倒・・・となれば成功に近づいている証拠です。
『習慣とセット』で動き出す
新しい行動にはきっかけ(=トリガー)となるものが必要です。すでに習慣になっている行動とセットで新しい行動をスタートさせてみましょう。
よく言われれるのが歯磨きとお風呂ですね。例えばお風呂にお湯を張る間だけ●●してみる、というのも良いかもしれません。
毎日の習慣とひとまとめにしてしまえば、つい忘れてしまうことも少なくなりそうですね。
やる気が出ない?『3分だけ』やってみよう
疲れている時でもやる気スイッチをONにするには「とりあえずやる」ことも大切です。
なにより続けてきた行動を途切れさせないために、とりあえず3分だけやってみましょう。もちろん、この行動が勢いになってしっかり継続できればベストですね。
他にも、たとえば最初のうちはWi-fiを使いに行く感覚でジムに行くのもいいかもしれません。
もちろん、そこでずーーーーっとスマホゲームをするのは控えた方がよいですが笑、ジムでスタッフの方と会話をしたりモチベーションを高めるような情報を探していく中で、そのまま運動する(=行動に繋がる)意欲がかき立てられるかも知れません。
『続けること』 >>>> 『こだわること』
最大限の結果を出すためには、もちろん”続ける”だけなく”正しく行う”ことが重要です。
とはいうものの、最初のうちは”続ける”+”正しく”の両方に意思の力を使うと気疲れしてしまい、モチベーションが落ちてしまうかもしれません。
そのため最初のうちは「続けること」だけにフォーカスし、「続ける」が習慣化してから”正しく”に意識の力を使うことをオススメします。
- 続けることで何かしらの結果が出る。
- もっと大きな結果を出したい!
- 正しい方法を模索し始める
- 正しい方法で続けられる
こうみると少し遠回りしているように見えますが、このステップを一歩ずつ踏んでいくのが実は最短距離なのだと思います。
行動を始める想いが強すぎるあまり、客観的に誰が見ても出来ないような厳しいルールを設定してしまうと、
- アスリート並の超ハードなルールを設定
- 当然続けられず、度々ルールを破ってしまう
- 継続できない自分を責める
- 新しいことに対する意欲が下がる
- なにをするにも無気力に・・・
という悪循環に陥ることになってしまうからです。
無理をしてしまって、途中で投げ出してしまうのだけは避けたいですよね。
『30日継続』したら●●する
自分へのご褒美を設定することも継続的なモチベーション維持を助けてくれます。
シンプルにいうと「目標と報酬」を準備しておくことですね。
たとえばダイエットなら、30日終わったら「焼肉食べにいく」ことであったり、資格試験であれば受験日の次の日に「旅行に行く」といった楽しみです。
なんの見返りもなく淡々と新しいことを続けられる人は少ないと思います。目標を達成したらしっかりご褒美を堪能して、やる気を充電するのも大切なことではないでしょうか。
まとめ
今回は、「行動を習慣化するための7ステップ」についてご紹介しました。
やはり、続けるコツは「ゆるいルールで始める。でもそのルールはしっかり守る」ということではないでしょうか。
ぜひあなたも想いを”仕組み”に変えて行動を継続し、自分の力で”変われる”ことを体感して頂ければ嬉しく思います。

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