【コラム】おうち時間にApple製品でIoTスマートホームをつくってみた話

今回は「Apple製品で自宅をIoTスマートホーム化した話」をご紹介したいと思います。

 

今年 (2020年)は、ゴールデンウィークが終わっても某”コロやん”の影響で「StayHome(おうちで過ごそう)」が叫ばれており、思うように外出ができない時期が続いています。

そこで私は自宅の部屋をスマートホーム化することで、ストレスとコロやんに負けないための快適な環境をつくることにしました。

実際、これで生活・仕事ともにかなり快適になり、自粛期間中でも仕事の質、メンタルのバランスを維持することが出来ていると思います。

 

・・・少し前置きが長くなりましたが、今回は

  • 自分の部屋を快適なスペースに模様替えしたい
  • スマートホームについて興味がある
  • スマホからパソコンまでApple製品を使っている

という方に向けて、「Apple製品でIoTスマートホームをつくってみた」というテーマで情報をお届けしたいと思います。

IoTスマートホームに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

  • Apple製品で統一したIoTスマートホーム環境をイメージできる

Yogibo Max(ヨギボーマックス)

Apple製品でIoTスマートホーム

さっそくですが、筆者が実際に導入したAppleの製品・サービス群をご紹介しつつ、「実感したメリット」や「今後の拡張性」などについてご紹介していきたいと思います。

ご紹介するApple製品は

  • iPhone
  • Apple TV
  • Homepod

の三つです。それぞれの役割と合わせて、どのような機能があるのかについてもお話していきます。

【関連記事】さあ、スマートホームの話をしよう|スマートホームの概要と事例

 

iPhone:コントロールセンターとリモコン

まず、もっとも身近なデジタルデバイスともいえるiPhone(スマートフォン)は、「コントロールセンター」の役割を果たします。

Appleの純正アプリである“ホーム”アプリからスマートホームを制御し、Homekit対応の機器を追加・管理したり、自動化設定(オートメーション)といった、いわゆるスマートホームらしい機能の設定を行います。

 

AppleTVをiPhoneで操作できたり、スマートスピーカー:Homepodの初期設定を行う端末としても利用することになります。そう言った意味ではApple製品でスマートホームを実現する上で必須なのかも知れません。

 

Apple TV + モニター:仕事とエンタメの映像出力

次にAppleTVについて。

AppleTVには DAZNNetflixU-Next、Amazonの Prime VideoUdemyYouTubeなどの動画配信系サービスの映像をモニター(TV)に表示させる機能があります。

また、スマートスピーカーであるHomepodと併せて導入することで、簡易的なホームシアター環境の出来上がりです。

 

さらに便利な機能として、iPhone・iPad・Mac内の画像・動画データをワイヤレスで投影する機能(AirPlay)もあります。

この機能はサブディスプレイとしても利用出来るので、画像・動画編集、デイトレードなど。。。複数のアプリを同時に確認する仕事をされている方は、AppleTVの機能をフル活用できるのではないでしょうか。

 

HomePod:AIアシスタントと音楽プレイヤー

さらに、AppleのスマートスピーカーであるHomepodでも様々なことを実現できます。

AIスピーカーの一般的な機能とも言える、呼びかけに答える形で時間や天気・特定の銘柄の株価を答えてくれるのはもちろん、HomepodからiPhoneの連絡先に登録されている人へ電話をかけることも出来ます。

(※Homepod以外のスマートスピーカーでも、事前に発信先の情報を登録することで発信自体は可能のようです。)

Appleのサブスク型 音楽サービスである”Apple Music“をご存知でしょうか?
このサービスとHomepodを組み合わせることで、手軽に音楽が身近にある生活を作ることが出来ます。筆者も、朝起きる時間や在宅ワークを始める時間に合わせて、作成しておいたプレイリストを自動再生されるように設定しています!

 

HomeKit対応の製品たち

今後の展望ですが、ご紹介したデバイスに加えて、洗濯乾燥機や炊飯器・空気清浄機やエアコン・照明など、いろいろな家電をHomepodを中心にスマートホームに組込んで行きたいなと思っています。

しかしHopmepodの競合製品であるGoogleHomeやAmazonEchoと比べると、Homekit仕様に対応するスマート家電はあまり多くないのが現状のようです。これはどうやらAppleが他社以上に「セキュリティ要件」を重視しているのが理由とのこと。

 

ドキュメントなどは英語ですが、実はHomeKitの開発キットはオープンソース化(誰でも利用・開発が可能)されています。つまり実現したいアイディアをお持ちの「開発ガチ勢」の方は、ご自身で開発することも検討してみてはいかがでしょうか。

Homekitの Developerサイト ※外部リンク

※実際に機器を販売することまで検討されている場合、事前にAppleで認証を受ける必要があるようです。

 

Yogibo Max(ヨギボーマックス)

さらなる拡張性に期待・・・!

今後さらに利便性を上げていくため、iPhoneアプリである「Siriショートカット」の機能やHomekit対応家電の導入も検討しています。たとえば・・・

  • 外出から帰ってきたらSiriに「おかえり」と言ってもらう
  • 帰宅した時には快適な温度・湿度に調整されている
  • キッチン・風呂・トイレの電気は人感センサーで自動制御
  • 就寝時間が近づくにつれて、少しずつ照明を落とす
  • お風呂から上がったら リラックス系の音楽を流す

など・・・

本当に想像するだけでワクワクします。まさに夢が広がります。ニヤニヤが止まりません!

 

■最初の野望は「NatureRemo」で全てのリモコンをiPhoneに集約するところから!

まとめ

今回はApple社の製品群を中心とした「IoTスマートホーム」についてお届けしました。

「自宅のスマートホーム化プロジェクト(仮)」ですが、きっかけは緊急事態宣言の発令に伴う自粛生活でした。

 

5月になって宣言の一部が解除されたとはいえ、まだまだ先の見えない状況が続いています。在宅ワークの生産性にも関わる“スマートホームへの投資”ー。

みなさまも、この機会に導入を検討してみては いかがでしょうか。

 

今回の記事が参考になったという方は、ぜひ関連記事から興味のある情報を探してみてください。

【徹底解説】”IoTとは何?”知識ゼロから学ぶ「モノのインターネット」