創業直後の起業家は◯◯するな!?|DropboxやAirBnbを育てたVCが掲げる5つの原則
製品開発にマーケティング、人付き合いの食事会。。。
起業家にとっては、創業して間もない時期こそ「何に注力すべきか?」(「何をしないか?」とも言い換えられます)という判断がとても大きな意味を持っています。
世界的に有名な企業:dropbox(クラウド型ファイルストレージSaaS)やAirBnB(旅行者と民泊スペースのマッチングサービス)を育てた 名門ベンチャーキャピタルでは、どのような時間の使い方を推奨しているのでしょうか?
そこで今回は、創業準備中の方・創業して間もない起業家の方に知っていただきたい「 名門VCが語る創業直後に注力すべき5つのこと」をご紹介したいと思います。興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
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- 創業直後の起業家が注力すべき5つの原則を知る。
- 5つの原則に注力するための具体的な打ち手とは
創業直後の起業家が注力すべき、5つの大原則
DropboxやAirBnbを育てた名門VC:Y Combinatorでは、数ヶ月間の集中プログラムの中で「創業直後の起業家が注力すべき原則」として次の5つを掲げています。
- プロダクトをつくろう
- 顧客と話をしよう
- 食事
- 適度な運動をしよう
- 質の高い睡眠
1.と 2.はいわゆる「商品開発 と マーケティング」に関係する営み、そして 3.と 4.と 5.は「創業メンバーの健康」に関係する営み、と捉えるとイメージしやすいでしょうか。
これまでに出資した企業は3,000社を超えると言われ、その投資先の中にはAirbnbやDropboxなどの有名企業も含まれています。
「プロダクトづくり・顧客との対話」で目指すもの
「1.プロダクトをつくろう」「2.顧客と話をしよう」は、それぞれ「商品開発」と「マーケティング」につながる営みであることは、先にお伝えした通りです。
スタートアップ企業がこの営みで目指すのは「バーニングニーズの発見」です。
バーニングニーズ(Burning Needs)とは「髪の毛に火が付いていて、すぐに消すことが求められる」ように、差し迫った課題のことをさします。
つまり「こんな機能があったら嬉しいな」と言う課題ではまだ不十分で、「お金を払ってでもこの機能が欲しい!今すぐにでも!」と言う課題のことを言います。
※「バーニングニーズの発見〜PMFへ至るまで」のプロセスについて解説した記事はこちら。
■PMF(プロダクトマーケットフィット)とは|到達に至るプロセスを徹底解説 (執筆中)
「食事・睡眠・適度な運動」に注力すべきワケ
次に「3.食事」「4.適度な運動をしよう」「5.質の高い睡眠」について目を向けてみましょう。いずれも、創業者自身の健康を維持するための営みですね。
創業間もない企業にあっては、創業者の健康とモチベーションこそがビジネスを推進するエンジンとなります。
・・・もうすこし踏み込んで考えると「創業者の健康とモチベーション」=「事業自体の成否」に直結しているとも言い換えられます。
PMF(プロダクトマーケットフィット)に至るための基本的な条件のひとつに、「その波(=PMFに繋がる外部要因の変化)が来るまで事業を継続していること」があります。
これは言うまでもないですね。
たとえ大きな波が来たとしても、創業者が体調を崩していて100%のコミットが難しい状況だと、その波に乗って事業を拡大することができない、と言う訳です。
まとめ
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