【徹底解説】会社設立・独立に必要な資金調達の方法7選を解説してみた

資金調達を成功させ、自分のビジネスをスタートさせたいとお考えのあなたへ。

 

以前の記事では「自己資金と資金調達、それぞれの考え方」に焦点を当て、自己資金でのビジネス運営と、外部からの資金調達のメリットとデメリットについてお伝えしました。

それぞれのアプローチがビジネスの成長と安定にどのように影響するかを見てきたところです。

 

今回はさらに深掘りして「資金調達の種類と方法」にスポットを当てています。

ビジネスを立上げて成長させていく過程で、資金調達は避けて通れないテーマなのは間違いありません。とはいえ、資金調達には具体的にどんな方法があり、それぞれどういった特徴やリスクがあるのでしょうか?

この記事では、起業家やビジネスオーナーが資金調達の戦略を立てる際の参考にしていただけるよう、7つのポピュラーな資金調達方法を詳しくご紹介します。

 

創業準備中の方、スモビジオーナーの方はぜひ参考にしてみてください。

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独立開業の資金調達方法:7選

この記事でご紹介する、独立開業のための資金調達方法は

  • 自己資金
  • 家族/ 友人/ 知人からの借入
  • 金融機関からの融資
  • ベンチャーキャピタル
  • エンジェル投資家
  • クラウドファンディング
  • 補助金・助成金

の7つです。さっそく見ていきましょう。

 

自己資金をコツコツ貯める

まず一番手っ取り早いのは、自己資金でのスタートです。

自己資金のみでの起業には唯一無二のメリットがあります。それは出資者(実質的支配者)=経営者として、自由な経営ができることです。

特に株式会社においては、社長=会社の支配者ではなく、出資者=会社の所有者だということを理解しておく必要があります。

つい最近も、有名YouTuberさんが出資者の方と会社が所有する権利をめぐって一悶着ありましたが、あの一件も有名YouTuberさんの不勉強が起こした問題にすぎません。

 

また、自己資金をすべて投入すると生活費の確保が難しくなるというリスクもあります。前回記事でもお伝えしたように、会社に投入する資本金の金額にプラスして最低でも3ヶ月分の生活費は確保しておくのがよいとされています。

いずれにせよ、資金の計画をしっかりと立て、リスクを最小限に抑えて、成功に向けた一歩を踏み出すなら最良の方法と言えるでしょう。

 

家族・友人・知人からの借入

自己資金でのスタートアップは、負債を抱えずに自由にビジネスを展開できる利点がありますが、その資金には限りがあります。

その点、家族・友人・知人からの借入は、自己資金が不足する場合の補完として非常に役立つ手段といえます。通常、低金利あるいは無利息で資金を提供してくれるケースがほとんどではないでしょうか。

とはいえ、ビジネス関係がプライベートな関係に影響を与えるリスクも考慮する必要があります。清らかな関係を維持するためには、借入と返済の条件を明確にし、正式な契約を結ぶことが大切です。

自己資金とは違って、知人・家族といえども返済の義務が生じます。計画的な返済プランを立て、誠実に対応する姿勢が求められます。

 



金融機関から融資を受ける

金融機関からの融資は、ビジネスのスケールアップに必要な資金獲得の一般的な方法です。

自己資金や家族・友人からの借入と異なり、専門的な金融機関から資金を借り入れる形となります。たとえば政府出資が源泉でもある日本政策金融公庫は、起業家や中小企業者が利用できる信頼の融資先として知られています。

公庫融資のメリットは、大きな資金を比較的低い金利で調達できる点です。

ただし、融資を受けるにはビジネスプランの明確さや返済能力が評価されるため、計画の策定と提示が必要となります。適切な計画と準備で、の担当者を説得する必要があります。

 

【関連記事】「起業の夢を現実に」1年後に資金調達を成功させビジネスをスタートさせる方法

 

ベンチャーキャピタルからの出資

ベンチャーキャピタルからの出資は、資金調達の一つの手段ですが、そのリスクも高いです。

資金提供の引き換えに一定の株式を譲渡するケースが多く、経営の一部を外部に委ねることになります。これにより、経営方針に一定の制約が生じる可能性もあります。

ベンチャーキャピタルと提携することで大きな資金を調達でき、ビジネスを急速に拡大するチャンスを得られますが、。ビジネスの成功に対するプレッシャーも大きくなりがちです。

投資先のポテンシャルとリターンを重視するため、明確で強力なビジネスプランとビジョンが求められるほか、資金調達とともに成長の道筋とリスク管理をきちんと計画し、調和の取れたパートナーシップを築くことが大切です。

 

エンジェル投資家

エンジェル投資家からの資金調達は、個人の投資家がビジネスのアイデアやポテンシャルに投資を行う方法です。

彼らは資金を提供するだけでなく、自らの経験やネットワーク、知識を共有してビジネスの成功をサポートしてくれます。

しかし、エンジェル投資家は自己資金を投じているため、その期待値も高く、リターンを求めているケースもあります。

そのため、ビジネスの成功に向けての強いコミットメントと透明性が求められます。資金調達を成功させるためには、信頼関係の構築と、ビジネスプランの明確さ、将来のビジョンをしっかりと示す必要があるでしょう。

エンジェル投資家との関係はパートナーシップであり、彼らのサポートとネットワークを最大限に活用し、ビジネスの成長を促進させる戦略を立てることが大切です。

 

クラウドファンディング

クラウドファンディングは、インターネットを通じて、ビジネスアイデアを広く公開し、その魅力を共有することで、資金提供者を募る形で資金の調達を行います。

この方法のメリットは、資金調達だけでなく、ビジネスやプロジェクトのアイデアを市場でテストし、フィードバックを得られる点です。

資金提供者からの意見や要望を取り入れ、ビジネスをブラッシュアップするチャンスもあります。

ただし、成功には効果的なプロモーションとコミュニケーションが欠かせません。プロジェクトの目標、進行状況、成果などを定期的にアップデートし、支援者との信頼関係を築く努力が必要です。

クラウドファンディングは、起業家やクリエイターがリスクを分散して資金を集め、アイデアを形にする手助けをしてくれる革新的な方法と言えます。

 

政府・公的機関の助成金・補助金

政府や公的機関からの助成金や補助金は、新しいビジネスやプロジェクトに資金を提供してくれる支援策です。

これらの資金は返済不要で、起業家やビジネスオーナーにとって貴重な資源となります。特に、イノベーションや地域の発展、雇用創出など、公共の利益に寄与するプロジェクトが対象となることが多いです。

助成金や補助金を利用するためには、各プログラムの基準を満たし、詳細な申請書類と計画書を提出する必要があります。競争が激しく、審査も厳格なため、計画の質と、プロジェクトの社会的インパクトをしっかりとアピールすることが重要です。

これらの公的支援を最大限に活用し、ビジネスを成功に導くための一助としましょう。

 



まとめ

独立開業・会社設立は、挑戦と冒険に満ちた旅です。

今回ご紹介した7つの方法には、それぞれにメリットとデメリット、特有のリスクがありますので、あなたが想い描いているビジネスの性質・規模などに応じて最適な資金調達方法を選んでいただければ幸いです。

 

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