6つの問いで見えてくる!Google Workspace最適なプランの選び方

Google Workspaceのプラン選定でお悩みの中小・中堅企業(〜300名)の方へ。

 

この記事では、最適なGoogle Workspaceプランを選ぶための実践的な考え方をご紹介します。

6つの重要な比較ポイント(AI利用、共有ドライブ、容量、Meet録画、監査、端末管理)を分かりやすく解説しています。プラン選定のガイドとしてご活用ください。

  • 自社に最適なGoogle Workspaceのプランがわかる



2つのGoogle Workspaceエディション

Google WorkspaceのBusinessエディションは、ユーザー数300名以下のお客様(フリーランス〜中小・中堅企業)向けの契約です。

本記事では、300名以下の利用者数を想定されている方向けに、Businessエディションの3つのプラン(Business Starter / Business Standard / Business Plus)の選び方をご紹介します。

 

※300名以上でご利用の場合は、Enterpriseエディションをご契約いただく必要があります。Enterprise エディションをご検討の場合は、以下のリンクよりご相談ください。

>>Enterprise Edition導入を相談する

プラン選定の際に検討すべき、6つのポイント

Google Workspaceは非常にコストパフォーマンスの高いプロダクトです。

価格だけを比較するなら、日本国内にも類似するグループウェア関連のサービスは存在しますが、毎年のように機能される追加やGeminiをはじめとするAIサービスのバンドル、またよりGoogle Cloudへの拡張性など、価格に対する可能性が群を抜いています。

 

一方で、Google Workspaceの3つあるプラン(Business Starter/ Business Standard / Business Plus)のうち、どのプランが自社にマッチするのか?イメージを掴めていない方も多いのではないでしょうか。

そこでここからは、6つのポイントを着眼点としてどのプランが最適かアタリをつけて頂けるようなコンテンツをご提供したいと思います。

そのポイントとなる着眼点とは…

  • 生成AIを制限なしで利用したいか
  • 社員同士で協力して作業する必要があるか
  • 大容量のファイルをやり取りする可能性があるか
  • WEB会議を録画しておく必要はあるか
  • 上場準備・ガバナンス強化など監査を強化する必要があるか
  • 配布した業務用スマホの高度な管理が必要か

の6つです。順番に見ていきましょう。

 

GeminiやNotebookLMなどを制限なしで利用したいか

まずここ数年で話題となっている生成AI活用の視点から。

Google WorkspaceのBusinessエディションでは、生成AIツールとしてGemini(ジェミニ)の他、生成AI機能搭載のメモツールであるNotebookLM(ノートブックエルエム)が提供されています。

 

【関連記事】情報の波をNotebookLMで乗りこなせ !AIを活用した効率的な知識整理術

 

最も安価なプランであるBusiness Starterプランでは、Gemini・NotebookLMいずれもベーシックな機能だけが提供されており、いくつかの制限が設定されています。

標準プランであるBusiness Standard/Plusプランになると、その制限が撤廃されるイメージです。

具体的にはGemini Proが利用可能となり、市場調査などに便利なDeep Researchが制限なく利用できたり、NotebookLMについても上位プランであるNotebookLM Plusプランが利用可能になる、などです。

 

以前の記事でもお話ししたように、GeminiやNotebookLMを日々使うだけでもAI活用に強い組織作りができますのでせっかくの機能を活用いただくのがオススメです。

 

【関連記事】AI活用に強い組織づくりは”Gemini for Google Workspace”から始めよう

 

社員同士で協力して作業する必要があるか

Business Standard/Plusプランでは、部署やプロジェクトチーム単位で専用のドライブ(共有ドライブ)を作成し、その中でファイルを管理できます。

一般的なファイルサーバーに近い使い方ができる大変便利な機能です。

また通常のGoogle ドライブのマイドライブとは異なり、共有ドライブに保管されたファイルはある1ユーザーをデータ所有者とするのではなく、組織に所有権が紐づくので、ファイルを継続して集約管理するにも便利です。

 

【関連記事】ビジネス版Googleドライブ:「マイドライブ」と「共有ドライブ」を使い分けよう

 

大容量ファイルをやり取りする必要があるか?

プランごとに異なるファイルの保存容量も、最適なプランをご提案する際に議論になるテーマです。

最も安価なBusiness Starterは1ユーザーあたり30GBの容量が提供されており、Business Standardは2TB、Business Plusプランは5TBが利用できます。

画像編集や動画作成・編集を行う会社はもちろん、定常的に資料作成を行う企業さまであればBusiness Standardがオススメです。

また、弊社の請求代行サービスをご契約いただけますと、さらに追加でストレージ容量をご購入できます。

 

WEB会議の録画データは必要か?

Google WorkspaceではGoogle MeetというWEB会議ツールが提供されています。これは最も安価なプランであるBusiness Starterでも利用可能です。

プランごとの違いとしては、Business Starterプランには録画機能がないという点が挙げられます。

WEB会議を録画し、動画データから議事録の生成をご検討中の方はBusiness Standard・Business Plusのいずれかがオススメです。

 

 

上場準備など監査対応を強化する必要はあるか

金融機関や官公庁での利用される場合や、また将来的に上場を検討しているなど、情報セキュリティの観点からガバナンスを強化されたいケースでは、最上位プランとなるBusiness Plusプランのご提案になります。

Business Plusプランでは、Google Vaultという企業データのガバナンスと電子情報開示をサポートするための機能が利用できます。

 

【関連記事】Google Vaultによる情報ガバナンス体制構築 – ポリシー設定から運用まで

 

業務用スマホを配布し、さらに高度な管理が必要か

Google Workspaceには、いずれのプランにも基本機能としてモバイル端末のログイン状況を管理し、強制ログアウトが可能なセキュリティ機能が備わっています。

最上位のBusiness Plusプランでは、この機能がより強化されモバイル端末の管理を高度化できます。

具体的にはiOS・Androidともに各端末の詳細な制限(iCloudの利用制限など)が非常に細かいレベルで管理をすることができるようになります。

会社として従業員に業務用スマホを配布しており、情報漏洩対策などで高度な管理を必要とされている企業さまにはBusiness Plusプランを提案しています。

 



最適なプラン選定とGoogle Workspace活用に向けて

Google Workspaceは、プランを適切に選択し活用することで業務効率化・コスト削減、そしてAI活用による組織力強化を実現できる強力なツールです。

Google Workspaceの認定パートナーでもあるnonet株式会社では、認定パートナーとしての専門知識と、請求代行サービスによる導入・運用コストのメリット(割引・無料サポート)をご提供し、Google Workspace活用を最大限に引き出すお手伝いをいたします。

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