ストックビジネスとは?|最強の投資家も注目するビジネスモデルを考える

今回のテーマは「ストックビジネス」についてです。

 

「とある会社」の架空の部長さんの口癖:「”ストック収入”を増やせ!」ー。四半期ごとの会議や毎月の朝礼では、必ずと言っていいほど この話が始まるそうです。

みなさまの中にも、「早く終わらないかな〜」と考えながら

  • ストック収入/ストックビジネスって何?
  • フロー収入/フロービジネスと何が違うん?
  • ストック型に移行して何が嬉しいの?(メリットは何?)

と言った疑問が浮かんだ方がいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、ストックビジネスをテーマに、そのメリットやフロービジネスとの違いについてお伝えしたいと思います。

似たような経験がある方、興味がある方はぜひ 最後までご覧ください。

  • 経営者視点で見たストックビジネスのメリットとは?
  • ストックビジネスとフロービジネスとの違いを知る
  • それぞれで提供されている代表的な商品 / サービスを知る

 



ストックビジネス:継続的に収益を得るビジネスモデル

会議ではいつも「ストックを増やせ、ストックを増やせ・・・」キミはもしかして、”壊れたラジオ”なのかい?

「ストックビジネスとはなにか?」これをシンプルにお伝えするなら「継続収入型のビジネスモデル」と言うことができるでしょう。

軽く身の回りを見渡してみると「フィットネスジムの月謝」、「月極駐車場の利用料」が一例として挙げられますし、最も身近なところでいうと「マンション/借家に伴う家賃」などもストック型に分類されるビジネスモデルです。

 

ほかにも「月額課金型のアプリ」や「動画配信サービス」をはじめとする”XaaS型ビジネスモデル”、いわゆる「サブスクモデル」もストック型ビジネスの好例として挙げられます。

 

【関連記事】サブスク=サブスクリプションとは?「所有せずにサービスを利用しよう」

 

「カミソリ」と「清涼飲料水」の意外な共通点

世界で最も成功している現代投資家のひとり、ウォーレン・バフェット氏。

その有名な投資先としては、カミソリブランドの「ジレット」 や世界一有名な清涼飲料水である「コカ・コーラ」があります。

それぞれ「ひげ剃り」は「ジレット社」、「炭酸水」は「コカ・コーラ社」が取り扱う商品ですが、ひと目みるだけでは共通点に気がつけないかも知れません。

 

しかし、実はバフェット氏の投資スタイルには一貫した”軸”が存在しており、その”軸”は「ストック型ビジネス」を行う企業への投資だそうです。

 

ストックビジネスのメリット

では、“投資の神様”が絶対的な信頼を寄せる「ストック型のビジネスモデル」には、どのようなメリットがあるのでしょうか?

経営の視点(事業者の視点)から掘り下げて考えると、おそらく最も価値のあるメリットとして「収益の安定」が挙げられます。

ストック型ビジネスは「契約が結ばれている期間、安定した収入を受け取る」という特徴をもっていますので、一定以上の顧客・契約数を確保できることで営業・販売活動の効率が高まります。

先に挙げたような「駐車場の月極料金モデル」で考えると、運用コストとなるのは「不動産費、契約やトラブル対応などの人件費」などの維持管理費用だけでビジネスを成り立たせることもできるのです。

 

 

ストックビジネスのデメリット

一方で、当然ですがストックビジネスにもデメリット(=弱み)があります。それは「軌道にのるまでに時間がかかる」というものです。

その理由としては

  • フロービジネスと比較すると単価が低くなりがち
  • 損益分岐を越えるまで、コツコツと積み上げが必要

の二つがよく挙げられます。

 

例として、ここでもう一度「駐車場の月極料金モデル」を考えてみましょう。

0から駐車場ビジネスを行うためには、初期投資として「不動産購入」や「駐車場としての土地整備」などが必要となります。

そしてやがて利用者が増え、その利用料の支払いを受け取ることによって投資コストの回収を目指しますが、損益分岐を超えるまでの間は赤字が続くことになります。

 



ストックビジネスの「商品 / サービス 設計」

さて、既存のフロー型モデルからストック型モデルへの変革を検討したり、ストック方の新商品・サービスを企画する際には、どういったポイントを抑えておく必要があるのでしょうか。

定期的に「“ビジネスのタネ” (=新規事業のヒント)に繋がる情報」を発信している、当サイト:Seeds4Bizとしては、フレームワーク(=ビジネスモデルキャンバス)の活用をオススメします。

ここでご紹介する「ビジネスモデルキャンバス (BMC)」は、ビジネスモデルの可視化に最適なフレームワークで、「検討/検証のスピード」や「抜け漏れのない網羅的な検討」を行ううえで非常に便利な考え方です。

【関連記事】BMCキャンバスとは?|ビジネスモデルを記述 / 分析 / デザインするフレームワーク

 

まとめ

今回は「”ストック収入”を増やせ!」という、”とある部長さんの口癖”を参考にしつつ、「ストックビジネスとは?」「経営視点で見た場合のメリット」「フロービジネスとの違い」などについて考察しました。

 

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