はぁ。やるきがでない|脳科学の視点から考える最強のモチベーションとは

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さて、4月からの新社会人の方も10月で入社して半年が過ぎた頃となりました。外は少しずつ肌寒くなりますが、そろそろ働き方にも慣れてきた頃でしょうか?

その一方で、これを呼んで頂いている方の中には

  • 入社当初ほどのやる気が湧いてこない・・・
  • リモートワークが続いてモチベーションの維持ができない!
  • ずっと頑張ってきたけど、なぜか最近まったくやる気が起きない。

といったお悩みを抱える方がいらっしゃるかも知れませんね。

 

そこで今回の記事では、そういった方に向けた「高いモチベーションを保つための考え方」についてご紹介できればと思っています。

興味がある方・似たような悩みをお持ちの方は ぜひ参考にしてください。

  • 脳科学の視点から モチベーションの2タイプとは?
  • 理想的なやる気の維持方法がわかる
  • 継続のためのライフハックもご紹介



モチベーションが上がらない・・・

やる気が出ない時に自分を責める必要は無い。普段の生活や栄養に目を向けてみよう。ちなみに筆者は猫の動画で疲れが取れる

まず最初にお伝えしたいのは「やる気・モチベーションが低い」=「気持ち・メンタルが弱い」ではない、という点です。

実はすでに脳科学の分野において、「やる気」とは脳内物質・神経伝達物質の分泌によって左右されるということがわかっています。

これを肯定的に捉えるなら、私たちが意識して変えることができる「日々の行動や習慣(食事・休養など)」によって、上手にコントロールすることも可能だということです。

 

最近ではYouTubeなどの動画サイトでも、ルーティン動画を公開される方が増えています。そのひとつひとつのルーティンに目を向けてみると、モチベーションを高めることに繋がっている習慣が多いことにも気づかされます。

例)「起きてすぐのベッドメイクで、1日のはじめに小さな達成感を得る」「カーテンを開けて陽の光を浴び、ビタミンDの生成を促す」などです。

 

長い間にわたり、心の弱さが原因であるとされていたものに「うつ病」があります。
しかしそのうつ病も、実はウィルス(ヒトヘルペスウイルスのひとつ)がそのトリガーとなっている、ということが東京慈恵会医大の研究チームによって解明(2020年6月)されています。

 

脳科学の視点でみた「最強のモチベーション」?

「ノルアドレナリン」「ドーパミン」は先に挙げた神経伝達物質ですが、高いパフォーマンスを出すためには「ノルアドレナリン型モチベーション」と「ドーパミン型モチベーション」”最強”の組合せであると考えています。

 

実はこの二つの安定に貢献する「セロトニン」という物質もあるのですが、今回の記事では「ノルアドレナリン」および「ドーパミン」にフォーカスを当てて考察していきましょう。

 

※ご紹介しきれなかったセロトニンは「マインドフルネス入門」の記事にて もう少し詳しく言及しています。

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2つのタイプとうまく付き合う方法

記事の前半では「モチベーションの源とは?」さらに「ハイパフォーマンスのための2種類のモチベーション」についてご紹介しました。

では、ご紹介したモチベーションには、それぞれ具体的にどのような特性があるのでしょうか?

ここからは2つのモチベーションについて もう少し掘り下げて考えてみたいと思います。

 

ノルアドレナリン型モチベーションとは

短期的な視点で高いパフォーマンスを引き出すためには、ノルアドレナリン型モチベーションが素晴らしい力を発揮します。

ノルアドレナリンは「闘争か、逃走か反応(Fight or Flight Response)」に関係するホルモンです。いわゆる火事場の馬鹿力と言われるような短期的・瞬発的なパフォーマンスを発揮する特徴があります。

 

しかし、常にノルアドレナリン型モチベーションに頼るのは危険が伴います。

なぜなら同ホルモンの過剰分泌が続くことにより、枯渇状態(いわゆる”抑うつ”状態)に陥ることもあるからです。

その結果として長期の休暇、休職といったブランクを作ってしまうことにもなりかねません。この状態の危険なところは、本人が気付きにくい点にあると言えるでしょう。巷で言われる「燃え尽き症候群」や「五月病」などはこの状態だと考える説もあるほどです。

 

やる気の”枯渇”を避けるには◯◯が大事

このような過剰分泌に伴う枯渇状態をうまく回避するためには、「休養を取る」というアクションが重要です。

筆者が「休養の重要性」を実感したエピソードをひとつご紹介します。

私の友人のひとりに、プロジェクトが佳境に入ると

「仕事がマジで大好き!平日は終電まで仕事してるし、休日も会社に来てるよぉ?昨日も徹夜したわ〜ツライわ〜。今週3日くらい徹夜してるわ〜。全然寝てないわ〜」

という、ひと昔前で言うところの”モーレツ社員”的な働き方をする方がいらっしゃいます。

まるで一年を通して気力に満ちているように感じられる方なのですが、気持ちを切らさないための秘訣は「休む時はしっかり休む」ということを徹底しているから、だそうです。

(※ここではあえて地獄のミ◯ワみたいなキャラで表現しましたが、実際には仕事でもきっちり結果を出されている素晴らしい方だ、ということを補足しておきます。)

 

ドーパミン型モチベーション

大きな目標に向かって、日々行動を積み上げていく営みが必要なケースでは、短期的・爆発的なパフォーマンスよりも、長い期間で高いレベルのモチベーションを維持できるようなモチベーションが必要です。

このような長期的なモチベーションを維持するためには、ドーパミン型モチベーションが素晴らしい力を発揮します。

 

ドーパミンは「目標設定」⇒「実行」⇒「目標の達成」⇒「新たな目標設定」というサイクルにより分泌が高まることが知られています。もう少し噛み砕いて言うなら「やればできる」を実感し続けることで強めることができるモチベーションと捉えていただくと良いかも知れません。

 

短期的に120%のパフォーマンスを出すノルアドレナリン型モチベーションに対し、80%のパフォーマンスを中長期的に発揮することができるのがドーパミン型モチベーション。と理解するとイメージしやすいと思います。

 

高い意識の秘訣?

これは完全に個人的な意見ですが、PDCAサイクルを上手く活用されている方は、ドーパミン型モチベーションとの付き合い方が上手な印象があります。

というのも私が良くして頂いている経営者の方で、いわゆるPDCAサイクルの適切な運用に強いこだわりを持っている方がいらっしゃいます。

その方はもともと営業畑出身の方なのですが、現場に出ていた頃は「ノルマ未達だったことがない」というくらい、目標設定とその達成にこだわり続けたハイパフォーマーだったようです。

実際に直接お会いしてお話しできるのは多くても年に2〜3回程度なのですが、いつお会いしても「常にチャレンジし続ける」ということを実践されていて、人生の先輩としても非常に良い刺激を頂いています。



100日単位でチャレンジするライフハック

最後に「ドーパミン型モチベーションを高める」ことにも繋がる、ライフハックをひとつごご紹介しておきます。

筆者の個人的な営みの一つに「100日チャレンジ」と言うものがあります。

実は、この取り組みを続けることでダイエットや資格取得、自己管理能力の向上など、様々な目標達成に繋げることができました。

 

こういう言い方をしてしまうと、ツボや数珠を売りつけられそうな(笑)怪しい感じがするかも知れませんが、「100日チャレンジ」は怪しい方法でもなんでもありません。

その名の通り「100日間を区切って”目標設定”と”実践”を繰り返す」という非常にシンプルなものです。やはり「ゲーム感覚でチャレンジでき、楽しみながら続けられる」ところが続けられた理由かな?と考えています。

 

※これについてコラムを書きました。お時間ある方はぜひ。

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【コラム】100日チャレンジとは?|明日からの

 

まとめ

今回は神経伝達物質などの「脳科学的な視点」を交えつつ、やる気・モチベーションが続かない方へ向けて「2つの考え方」をご紹介しました。

 

あなたが高い目標を成し遂げようとするときー。必要な行動をブレイクダウンし、それを「習慣化」することに成功すれば、一歩づつでも確実に目標に近づくことが出来るでしょう。

とはいえ新たに始めた行動を起こすには、今回ご紹介した「モチベーションのパワー」を借りる必要があると思います。

「高いモチベーションで”行動を継続”しながらも、過剰に頑張りすぎない」ということが大切なのかも知れませんね。

 

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