営業マンの早期戦力化には、AI機能搭載のNotebookLMがオススメ

メンバーの早期戦力化を実現し、組織を強くしたいとお考えの営業マネージャーの方へ
- 新人営業マンをどう育成すればいいか悩んでいる
- 研修に投資しても成果に繋がっていないように見える
- 営業スキルを組織として底上げしたい
こんな悩みはありませんか?
今回は「営業マンの早期戦力化に便利なツール」としてのNotebookLMをテーマに、お悩み解消に役立つ情報をお伝えできればと考えています。
また記事の後半では、営業組織をさらに強くするためのマーケティング自動化、顧客管理システム(CRM)と組み合わせた営業DXの考え方について、またそれを実現するための弊社nonetのサポートについても触れています。
- 営業マン早期戦力化にNotebookLM活用の方法を知る
- NotebookLMでより高い効果を得るためのポイントを理解する
営業マン即戦力化の”壁”とAI活用の可能性
- 商品・サービスに関する専門的な知識
- 既存顧客の事業についての理解
- 初回の挨拶から契約締結までの一連の流れ
といった基礎知識のみならず、お客さまの心をつかむ提案スキルや課解決のための論理的思考などなど…習得しておきたい知識・スキルが山ほどあります。
もちろん営業マン個々人の成長したいという想いが前提にはなりますが、営業マネージャーとして頭を悩ませる貴方も、チームとして彼らの知識習得をサポートする仕組みづくりについて検討し始めているところかもしれません。
そこで当編集部が提言したいのが、AI機能搭載のメモアプリであるNotebookLM(ノートブック・エルエム)の活用です。
※ちなみに以前の記事では、オンボーディングにおけるNotebookLMの活用方法についてご紹介していますが、今回は「営業マンの早期戦力化」に対象を絞って考えていきたいと思います。
■【関連記事】ナレッジ共有AI:Notebook LMで、オンボーディングが変わる
NotebookLMが営業マンの即戦力化に役立つ理由
営業活動と生成AIという視点のユースケースも徐々に世に出てきつつありますが、その中でも当編集部がNotebookLMをオススメするのには理由があります。
左の表はnonetが提供する法人向け生成AI基礎研修の実際のスライドなのですが、NotebookLMは、アップロードした資料を元に正確な情報を回答する、という特徴を持っています。
ChatGPTやGeminiなどの、いわゆるテキスト生成AIが幅広く一般的な情報を回答してくれるのに対し、NotebookLMは商品サービスの知識や社内の独自ノウハウをもとに営業スキル習得をサポートしてくれます(もちろん事前にNotebookLMに情報をアップロードする必要はありますが)。
■【関連記事】情報の波はNotebookLMで乗りこなせ !効率的な知識整理と活用術(執筆中)
生成AI活用の事例として世の中に溢れている使い方…例えばメール返信の下書きを作成したり、未収金の催促などはChatGPTやGeminiで十分かもしれません。
ですが、お客さまとの対話をはじめとする営業活動で本当に必要なのは商品・サービスの知識や社内の独自ノウハウ(=NotebookLMの得意分野)ではないでしょうか。
営業マン即戦力化 x NotebookLM:4つの活用シーン
ここからは、営業活動の中で実際にどのような活用ができるのかについて、具体的な営業シーンと併せてご紹介していきたいと思います。
またNotebookLMは無料プランが提供されており、コストをかけずに実際の操作感を試していただけます。利用中の製品資料やトークスクリプト、営業マニュアルを学習させて、実際の効果を試してみてください。
■【関連記事】セールスイネーブルメントとは?人材難の企業こそ取組むべき”売れる仕組みづくり”
商品・サービス知識の高速キャッチアップ
NotebookLMに商品やサービスに関する資料を学習させる(ファイルをアップロード)ことで、簡易的なAIチャットボットを構築できます。
ファイルをアップロードすると、NotebookLMに搭載されたAI(モデルはGeminiです)が、複数のドキュメントを横断して機能や特徴を比較・整理してくれるため、商品・サービス知識をいち早く理解することができます。
また実際に現場に出た際には、お客さまとの対話の中で専門用語や技術的な仕様について質問されることも多いと思いますが、NotebookLMのAIチャット機能を活用することで、若手営業マン自身で理解を深めていくこともできます。
営業プロセス・社内ルールの完全マスター
ひとり立ちして自分の頭で考えながら営業活動を行うには、大前提として営業活動の全体像を理解しておく必要があります。
最近ではマーケティング・営業活動の標準化にThe Modelフレームワークを導入する企業も増えていますが、まだまだ営業活動の全体像を捉えて動けている営業マンは多くないのではないでしょうか?
※The Modelの全体像について解説した記事はこちら
■【関連記事】カスタマーファーストを体現する方法とは|Vol.1営業プロセスの全体像
マーケティング活動から初回訪問、課題の合意形成から商談や価格交渉などを経て、実際に契約を締結するまで…
一連のプロセスがドキュメントとしてまとまっている組織であれば、若手営業マンが「アポイントは取れたけど、次は何をすべきか…」で悩んだ時にNotebookLMに相談できる環境を作ることができます。
商談準備の質向上と実践的なシミュレーション
お客さまとの関係構築・信頼構築の活動は、人間である営業マンにしか出来ません。
しかし、過去の類似した案件資料をもとに、お客様へのヒアリング項目や提案の仮説を立てることは生成AIでも出来るようになりつつあります。
たとえば事前に自社製品の資料と競合製品の資料をNotebookLMへ読み込ませておけば、比較ポイントを整理するのがより簡単になります。
または「XX業のお客さまにYYという商品を提案したいんだけど、お客様からどのような質問を受けると考えられますか?」と相談すれば、ロールプレイングの相手役として想定FAQを作成しておくこともできます。
日報作成の効率化と内省による成長促進
NotebookLMは、営業マン自身の活動の振返りなど内省の営みにも活用できます。
活動記録としての日報や、顧客との会話メモなど…テキスト情報を学習データとして読み込ませることができるのもNotebookLMの特徴です(AI機能搭載のメモアプリです。)
私個人の話をすると…かつては手のひらサイズ手帳に個人的な学びをコツコツと記録していたタイプでした。そのため、お客さまとの商談で宿題となった要点やネクストアクションなどは手帳を開いて振り返っていたわけです。
NotebookLMを手帳代わりに利用すれば、要点やネクストアクションの整理はAIが対応してくれることになります。
ただ…正直に言うと、古いタイプな私は少し寂しい気もしています笑 手帳に書き留めた学びを見直しながら内省し、仕事に向き合ってきた自負はありますからね。
その一方で「議事録はスマホやパソコンじゃなくて紙のノートに取れ!」と先輩に言われて内心反発していたタイプだった自分を思い出してみると、この流れは必然なのだろうな、とも感じています。
ご存知の通り、令和の時代に紙のノートに議事録をとっている人はイリオモテヤマネコくらい少ないですからね。
…話を戻しますと、私がかつて手帳で行っていた内省も、時代の移り変わりとともにAI搭載メモアプリを上手に使って行う時代になりつつある訳です。
見方を変えれば、手帳をペラペラと振り返る時間が減り、より深く内省する時間に充てられるようになった、とも言えます。
AIを活用して即戦力化を成功に導くポイント
今日は、NotebookLMを活用して営業マンを即戦力化する方法についてご紹介してきました。
さて、勘の良い方は気づかれたかも知れませんが、NotebookLMを初めとする生成AIを活用するためには、いくつかの重要なポイントがあります。
たとえばNotebookLMに学習させるための「質の高い情報(ドキュメント)」が出来ていること、「セキュリティや情報漏洩リスクへの配慮」、チームで情報を共有する「コミュニケーション基盤を整備」すべき、といったポイントです。
ここまで読んでいただいた方の中にも
- うちでは学習させるための資料が整備されていないよ…
- 自社だけで完遂するのは難しそうかな…
という方がいらっしゃるのではないでしょうか?
その場合は、営業プロセスと生成AI技術に長けた、外部専門家の手を借りてプロジェクトを推し進めるのもひとつの方法です。
大阪・京都の関西圏のお客さまを中心にDXコンサルティングを提供するnonet 株式会社では、NotebookLMなどの生成AI活用コンサルティングを含む
- そもそもNotebookLMってどんなことができるの?
- 運用に乗せるためにどんな資料を準備すべき?
- そもそも…資料化すべき情報を構造的に整理したい
といったお悩み解消をワンストップでご支援する、コンサルティングサービスをご提供しています。
より高度な活用方法を検討されたい方にむけて、NotebookLM Plusという上位プランのご提案も可能です。
さらに毎月3社限定で「無料オンライン壁打ち会」を開催しており、壁打ちベースでご相談いただける枠を設けております。せっかくのこの機会をぜひご活用ください。

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