【コラム】「危険すぎる!?」と話題の文章生成AI:Chat GPTってナンだ?
ChatGPTは、自然言語処理を用いた文章生成AIです。
イーロンマスク氏も出資した「OpenAI」によって開発され、膨大なテキストデータを学習することによって、人間のような自然な文章を生成します。
この記事では、ChatGPTの概要や特徴、将来的にどのような形で事業化されるか?などについて考察しています。
Chat GPTに興味をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 「Chat GPTって何?」Chat GPTに直接聞いてみたら…
- 無料でChat GPTを始めるための手順
- 【妄想考察】Chat GTPが事業化されるとしたら?
「Chat GPT」って何? ChatGPTに直接聞いてみた
そもそもChat GPTとは何なのでしょうか。さっそくChat GPTにこんな質問を投げかけてみました。
・・・ちょっとよくわからないです…追加で、「もっとシンプルに言うと?」と聞いてみました。その答えは、
はい、めっちゃすごいです。ヤバすぎ草です。
この後も ↓ のような質問を投げかけてみましたが、とても簡潔で自然な回答が得られました。
- Chat GPTはどのようにGoogleを代替しますか?
- 創業直後のスタートアップが取り組むべきことについて教えてください
- Chat GPTのライバルはSiriやAlexaなの?
・・・ちょっと試してみたくなりましたよね?
「私もChat GPTを試してみたい!」という方へ
ChatGPTは2023年1月現在、私たちユーザーは無料で利用できます。
ちなみに開発団体のCEO(OpenAIという団体のSam Altmanさん)いわく、1チャットあたり10セント以下(日本円だと15円弱)のコストとのこと。
ChatGPTの始め方は非常にカンタンです。
検索エンジンから「Chat GPT」を検索して公式サイトにアクセスするか、https://openai.com/blog/chatgpt/ ←のリンクからアカウントを作成し、電話番号認証(SMSで届く認証コードを画面で入力)するだけ、時間にすると1分程度で始められます。
画像のように(クリックで拡大できます)基本は英語のようですが、日本語で聞いたら日本語で返してくれるので、英語が苦手な方でもカンタンに試して頂けると思います。
Chat GPT はどのようにマネタイズ(=事業化)されるか?
先述したように、私たち一般ユーザーはChat GPTを無料で利用できますが、裏側では1つ回答あたり10セントほどのコストが発生しているようです。
Chat GPTを開発したOpenAIのCEO:サム・アルトマン氏も「いつまで無料で使えますか?」という質問に「近いうちに収益モデルを考えないといけない」と答えています。
価値あるサービスが継続するためには、サービス単体での収益化を実現する必要があるのは間違いないでしょう。
ではChatGPTはこの先、どのように事業化・マネタイズ化に進んでいくのでしょうか?
ここからは 完全に筆者の妄想考察(?)ですが、Chat GPTがどのようにマネタイズに進んでいくのか?を予想したいと思います。
広告掲載によるスポンサー収入
たとえば、身近な例でいうと、検索エンジンであるGoogleも基本的には無料のサービスですが、マネタイズの源泉は検索広告による広告収入です。
これはfacebookやInstagramを運営するMeta社も同じビジネスモデルですね。
たとえば、会社全体の売上に対しての広告費売り上げは
- Google:81%
- Meta:98%
ほどとなっています。
つまり、GoogleやMeta社はざっくりと数千億円ほどの広告収入を得ている計算になり、事業化モデルとしてはとても魅力的な収益モデルと言えるでしょう。
そう言った意味ではChatGTPも同様に「広告収入」の形で収益化、というのは検討のテーブルには載っているかと思われます。
ヘビーユーザーからサブスクリプション化
「ヘビーユーザーから」数年前にYouTubeは、ヘビーユーザー向けに広告が表示されないプランとして「YouTube Premium」を発表しました。
有名なSNSの例をもうひとつ。
イーロンマスクが社長に就任してから 話題に事欠かないTwitterも、いわゆる公式マークを課金制にしたり、広告を表示させないプランを検討したりと、ヘビーユーザーからの収益化を推進する姿勢が見て取れます。
従量課金モデル
「ヘビーユーザー、ビジネスユーザーから収益化」という視点で考えると、従量課金モデルでの事業化も検討されているかも知れません。
日本でも少し前に「ひろゆきメーカー by CoeFont」という、入力した文章を西村博之さんの声でしゃべってくれるサービスが話題になりました。
CoeFontでは、個人のヘビーユーザー・ビジネス利用を想定している方のために、より多くの機能を提供する月額プランが用意されています。
Chat GTPも すでにマーケターやコンサルタントを中心にビジネス利用が始まっており、利用料の多いユーザーには上位プランが提供される可能性があるのではないでしょうか。
[追記]サブスクプランの試験運用がスタート 2/1〜
新しいニュースが飛びこんできました。
2/1より月額20ドルでのサブスク試験がスタートしたようです。サブスク加入者は
- ピークタイム時の優先利用
- 動作の高速化
- β版機能の優先利用
といった特典を利用できるようです。
■「チャットGPT」のサブスク試験開始 月20ドル ※外部リンク
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