PREP法とは?|自己主張が苦手なあなたがプレゼンマスターになるコツ

今回のテーマは「PREP法の解説と、具体的な活用方法」についてです。

 

就職・転職面接や自己紹介、商談でのプレゼンテーションなど、自ら声を上げて発信するのが苦手。。。という方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、

  • 自分のコミュニケーション能力に自信がない
  • 人を前にして話すと「何を言いたいか分からない」と言われる
  • 話してる途中で自分でも分からなくなる

という方に向けて最強の文章構成術:PREP法をご紹介します。

記事の前半ではPREP法の概要・考え方について、そして後半ではカンタンな例文に沿ってPREP法を詳しく解説していきます。

似たような悩みをお持ちの方、興味がある方はぜひ参考にしてください。

  • 自分の主張を伝える方法、考え方を身に付けられる
  • 最強の文章構成術?PREP法について理解できる



PREP法はプレゼンマスターになる”コツ”

PREP法とはどのようなメソッドなのでしょうか?最初に簡単におさらいしておきましょう。

PREP法は「Point(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(結論)からなる文章を構成する方法」のことをいいます。

もちろんプライベートでも使える考え方ですが、その力を特に発揮するのは 「論理的なコミュニケーションが求められる場面」だと思います。例えば会議での発言や、チーム内での新たな取組みを発案する際、はたまた朝礼のスピーチネタまでー。

おそらく私たちが仕事で遭遇する場面、そのほぼ全てで役立つと実感できることでしょう。

 

PREP法を上手く活用することで、あなたの発言を「単なる思いつきと結論のない長話」から「明確な理由に裏付けられた、シンプルかつ論理的な主張」にアップグレードできます。

より良いコミュニケーションを模索中の方は ぜひチェックしてみてください。

 

PREP法を活用して考える・伝える

このセクションでは下図(画像クリックで拡大)とPREP法で構成した例文をもとにもう少し深堀りして解説していけたらと思います。

【PREP法で構成された文章の例】

私はApple製品が好きです。

理由は「デザイン」と「性能」が素晴らしいからです。

 

デザインはシンプルかつ統一感があり、仕事でもプライベートでも利用できます。

そして製品性能は、私の仕事である動画編集やシステム開発をする上で 全くストレスを感じることなくサクサク動作しています。

 

この二つを考えると、やはりApple社製のパソコンが好きです。私のように製品を選ぶ上で「デザイン」と「性能」を重視されたい方には強くオススメ出来ると思います。

それではさっそくみていきましょう。

 

P=Point(結論)

PREP法では、まず最初にPoint(=結論)を伝えます

母国語が日本語である私たちににとっては、もしかするとココが一番難しい部分かもしれません。

英語と比較するとイメージしやすいのですが、日本語では結論(動詞)を最後に伝える構成となっています。そのため使い慣れている日本語では主張が “フワッ” としてしまう傾向があります。

PREP法のスキルを鍛えたい方は普段の生活から「最初に結論を伝える」ことを意識しておくと良いかもしれません。

先の例文を元に考えると「私はApple製品が好きです。」の部分が結論(=主張)に当たります。
この例文をみても、シンプルな結論は “その話を一言で言うと?” を考えることで組立てられる、というのが伝わりますでしょうか?

ノーベル平和賞を受賞したことで有名な”キング牧師のスピーチ”も「I Have A Dream」というシンプルな言葉から始まったように、徹底的にシンプルな言葉こそ それだけで聞き手を惹きつける力を持っています。

ちなみにこれは概念化のスキル(コンセプチュアルスキル)を意識することで鍛えることができます。

 

※コンセプチュアルスキルを詳しく解説した記事はこちら

コンセプチュアルスキルとは?|話が細かい人 と 具体策のない人 から考えてみた突然ですが、新しく後輩や部下が出来た時、こういった経験はありませんか? 「話がフワフワし過ぎていて全然理解できない。」 「1分で出来る内容を、30分かけて報告されるのは困る!」 …
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コンセプチュアルスキルとは?|話が細かい人 と 具体策のない人 から考えてみた

 

R=Reason(理由)

次に結論を構成する「理由」を伝えます。

伝えたい主張(メッセージ)がシンプルであるほど、その根拠となる理由を理論立てて伝えることが重要な意味を持ちます。

ありがちな失敗として「理由を伝えずに具体例から伝えてしまう」というケースをよく見かけます。

このケースでは 聞き手の意識が本筋とは違う部分に向いてしまい、話し手のメッセージが十分に伝わっていない、という結果が残ることになってしまいます。(「話が飛躍している」「回りくどい」「この話はどこで着地するんだろう?」と言った具合です。)

 

そしてもう一つ重要なポイントとして「結論は一つ以上の理由があれば より伝わりやすくなる」というものがあります。

もし複数の理由を伝える際は、ロジカルシンキングの基礎とも言える“MECEフレームワーク”を活用することで、より論理的な話として組み立てることができるでしょう。

先の例文を元に考えると「理由は「デザイン」と「性能」が素晴らしいからです。」の部分が理由に当たります。

もし3つ以上 理由がある場合、筆者は「理由は●つあり、まず”理由A”であること、次に”理由B”であること、そして最後に”理由C”だからです」といった言い回しをよく使います。みなさまもぜひ使ってみてください。

 

E=Example(事例、具体例)

理由を伝えた後は、その理由を導き出した具体例を伝えます。

ここでのポイントは「”理由”は”具体例や事例”をもとに組み立てられている」と言う点です。

このセクション冒頭の図のように、それぞれの”理由”に至った”根拠”を伝えてみましょう。

これを商品のプレゼンに応用するとするなら、具体的な売上推移やお客様からの口コミなど 、具体的な情報を元に商品の価値・魅力を裏付ける情報を伝えるのがExampleでの狙いとなります。

 

先の例文では

「デザインはシンプルかつ統一感があり、仕事でもプライベートでも利用できます。」が一つ目の理由に対しての具体例にあたります。

さらに「そして製品性能は、私の仕事である動画編集やシステム開発をする上で 全くストレスを感じることなくサクサク動作しています。」が二つ目の具体例ですね。

これは応用編のようなスキルですが、スピーチなどで時間がない時「具体例を話さない」のも一つの方法です。これによって登壇時間をうまくコントロールすることができますよ。(下図参照)

 

P=Point(結論をもう一度。併せて考察も)

そして、最初に伝えた結論を最後にもう一度伝えましょう。

PREP法に沿ってReasonとExampleを伝えた後では、最初に伝えた理由と比べてもどこか「説得力が増した」と感じられるのではないでしょうか?

 

これは個人的なTipsですが、結論部分ではご自身の想いを伝えられると 主張に情熱を持たせることができると思います。

というのも、PREP法に沿って事実ベースだけで話を構成してしまうと、どんな話でも淡白で面白みのないものになってしまいがちです(論理的思考が得意な方こそ、この傾向が強くみられます)。

話の最後だけでも その内に秘めた想いをプラスして、あなたの「人となり」を伝えてみてはいかがでしょうか。

 

先の例文を元に考えると「私はApple製品が好きです。」の部分が2回目の結論(=主張)ですね。

また最後の一文である「私のように製品を選ぶ上で「デザイン」と「性能」を重視されたい方には強くオススメ出来ると思います。」という部分が考察=発言者の想いにあたる部分です。



まとめ

今回はプレゼンマスターになるための考え方として「PREP法」について解説しました。

とくに後半部分では、具体的な例文を交えて噛み砕いてご説明したつもりですが。。。読んですぐに実践するのは難しいかもしれません。

そのためあまり話すのが得意でない方こそ、仕事でもPREPを意識してみることをオススメします。

そうやって少しずつでも伝え方を身につけることができれば、人前で話すことも苦にならなくなります。さらに今以上に自分に自信がついていくのを感じられることでしょう!

PREP法を習得して、あなたも”プレゼンマスター”目指してみませんか?

 

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