【2022年最新版】おすすめのインターネットFAXを比較|無料サービスや選び方も
「パソコン・スマートフォンからFAXの送受信」に対応する “インターネットFAX” ー。
非常に便利なサービスではありますが、実際に検討を始める上で
- 色々なサービスがるけど、どれを選ぶべき?
- スマホからの送受信に対応している?
- FAX番号は市外局番(06や03など)でも使える?
と言った悩み・疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「失敗しないための選び方・検討ポイント」とあわせ、インターネットFAXサービスについて解説していきます。
似たような悩みをお持ちの方・インターネットFAXに興味をお持ちの方は、ぜひ 参考にしてみてください。
- ネットFAX選びで失敗しない検討ポイントとは
- インターネットFAXの主要4サービスの特徴を知る
インターネットFAXサービス4選
今回ご紹介するオススメする「インターネットFAX」のサービスは 次の4つです。
サービスごとに異なる特徴はありますが、どのような検討ポイントでサービスを選ぶと良いのでしょうか?
インターネットFAX 検討のポイント
サービス比較・検討を行う上では、いくつかの「ポイント(=評価軸)」を抑えておく必要があります。
ここは「ペーパレス化⇒リモートワークの導入」を見据え、次の3つを評価軸として設定しました。
- 利用コスト
- FAX番号
- スマホ対応(iOS/Android)
さっそく詳しい解説をみていきましょう。
利用料金(初期費用・月額利用料・送受信コスト)
サービスごとに異なりますが、インターネットFAXの料金はざっくり「初期導入費用」「月額の基本利用料」「送受信ごとのコスト」で設定されています。
固定FAXと比較するなら、どのサービスを選んでも大きなコスト削減を実現できますが、よりシビアに利用料を考えるなら “毎月の送受信枚数” をもとに、最適なサービスを選択する必要があります。
少し前の携帯電話の「通話料」と似たような考え方、とお伝えするとイメージしやすいでしょうか。
最近の利用プランは「定額で通話し放題」がスタンダードになりつつありますが、以前は「月あたり おおよその通話時間」をもとに最適なプランを選ぶ必要がありました。
FAXの発信者番号
取得できるFAXの番号が「市外局番(03,06など)か、IP電話番号(050)か」の違いによって、料金体系や受信可否に影響します。
ここ数年のニュースをみると、世の中の流れとともに FAXの利用は縮小していくのは間違いないと思います。
とはいえ、取引先から見るとFAX番号は「あなたの会社の窓口」という役割を持っていることに注意が必要です。
スマホでの送受信は可能か
当サイトでは「ペーパレス化⇒リモートワーク導入」をゴールとして考えた、最初のステップとしてインターネットFAXをご紹介しています。
そのため“スマホ対応(iOS/Android)” の状況もポイントとして検討いただくことをオススメします。
たとえば「営業マンが外出先やリモートワークでも利用する」という前提で考えると、
- スマホからの利用に対応しているか?
- 利用しているスマホのOS(iOS/Android)に対応しているか?
- アプリは提供されているか?
と言った項目は押さえておくべきポイントかも知れません。
インターネットFAXサービスの比較
上の画像は、先程ご紹介した検討ポイントをもとに、4つのサービスを比較したものです。(画像クリックで拡大)
検討ポイントのうち「初期費用」や「月額基本料」については、どのサービスでも大きな差はなさそうです。
つまり、以下4つのポイントをもとに最適なサービスを検討いただく事になります。
- 送信コスト
- 受信コスト
- FAX番号(050?市外局番?)
- スマホアプリの対応状況
ちなみに、FAX廃止の進め方の記事でもご紹介したように「ほぼ送信することはないけど、取引先からの発注書や請求書を受信するためにFAXを残している」という企業にはMessage+ が最適なサービスになります。
ここで、改めて各サービスの特徴・メリットをおさらいしておきましょう。
eFAX(イーファックス)
eFAX は、国内のシェアトップを誇るインターネットFAXサービスです。
一番の特徴は「FAX番号に市外局番を利用できること」でしょうか。
送受信コストを見てみると、送受信ともに月150枚まで無料、超過分は10円/枚 がかかります。
外出先やリモートワークでの利用を想定しているのなら、iOS、Androidともに「スマホアプリ対応」という点もメリットになりそうです。
Message+(メッセージプラス)
Message+ は、050番号を利用することもあり「受信コストが無制限で無料」という大きな強みを持っています。
重ねてになりますが「書類のやり取りがFAX⇒メールに移行しており、お客様からのFAX受信環境だけ利用したい」という方には最適なサービスと言えます。
また、eFAXと同じく、iOS、Androidともにスマホアプリ対応というのも大きなメリットでしょう。
■【関連記事】FAX廃止の進め方|代替手段・現場の混乱を抑えて進める方法とは?
MOVFAX(モバックス)
MOVFAX は、FAX番号として050と一部の市外局番(03:東京、045:神奈川、06:大阪)を利用できるようです。
残念ながらスマホアプリには未対応のようですが、パソコンやスマホのブラウザには対応しており、工夫次第で問題なくリモートワークにも適応できそうです。
FAXIMO(ファクシモ)
FAXIMO は、他3つと比較すると、コスト・スマホ対応などの検討ポイントでは大きい差がないように思えるかも知れません。しかし、実はCybouz「kintone」との連携に大きな強みを持っています。
すでに自社でkintoneを導入されており、kintone上で「請求管理」などを行なっている企業にとっては最適なサービスとなりそうです。
まとめ
今回は、インターネットFAXサービスとして4つのサービスをご紹介・比較しました。
つい先日も、河野 規制改革担当相の「中央省庁のテレワークを阻む要因の一つにファクスの利用がある」という発言がニュースになりました。
今後この波が民間企業へも波及することを考えると、「固定FAX」から「インターネットFAX」、そして「電子メール」などへ完全に移り変わっていく日も、そう遠くないことなのかもしれません。
■霞が関でFAX廃止へ 河野大臣「テレワークの阻害要因」 ※外部リンク
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