独立に必要な「お金の話」を基本から|独立開業を検討中の方へ

今回のテーマは「独立開業を考える上で必要な “お金の話” 」についてです。

 

「サラリーマン時代の経験を生かして独立したい」「子どもの頃から夢だった居酒屋を開業したい」「世の中に筋肉男子・筋肉女子を増やすためにジムをオープンさせる!」・・・など、

独立開業を志す理由は、きっと起業家の数だけ存在しています。

 

しかし、具体的に独立開業を考える際の

  • いつか独立・起業したいけど、どれくらいお金が必要
  • 必要なお金はすべて自己資金(貯金)で用意すべき
  • 起業する時にはお金を借りた方がいいってホント?

と言った疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、実際に独立開業を検討中の方へ向けて、独立に必要な「お金の話」を基本から 解説していきたいと思います。

似たような悩みをお持ちの方、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

  • 独立・開業を考える上で「必要なお金」を知る
  • 自己資金と資金調達、それぞれの考え方

独立前に “開業資金” と “運転資金” を考えておこう

株式会社や合同会社は設立するのにもお金が必要となりますが、それ以上に大切なのは事業を始めて軌道に乗せ、利益を獲得することです。

自己資金を貯めるにしても、ご家族ご友人から資金を集めるにしても、資金調達を考える上で重要なのが「出ていくお金はいくらか?」という視点です。

これを念頭におきつつ、独立・開業に必要な資金を「開業資金」と「運転資金」のふたつに掘り下げて考える必要があります。

 

“開業資金”とは「開業する準備費」

まずは開業資金について。

これはシンプルに「開業に伴う準備物の購入費用」が該当します。具体的に例を挙げると

  • 電子機器(パソコン・固定電話・FAX・プリンターなど)
  • 設備投資(製造業なら産業機械、飲食業なら調理設備など)
  • テナントの敷金・礼金、リフォーム費用
  • 広告宣伝費用(WEBサイト・名刺・配布用チラシなど)

などがありますね。

基本的な考え方として、開業の初期段階では 可能な限りコストが抑えられるに越したことはありません。世の中にある相見積もりサービスなどを利用して、さまざまな会社を比較するのも大切な考え方になります。

 

とはいえ、コストを安くすること”だけ”が重要なわけではありません。いち早く結果を出し、事業を軌道に載せるうえで必要な費用は “投資” だと捉え、安かろう悪かろうから脱却して大きな成果を目指すのも一つの考え方です。

 

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“運転資金”とは「事業継続に必要な費用」

次に、運転資金について考えてみます。

運転資金を考える際に よく言われるのが「3ヶ月は売上げがなくても会社が存続できる金額」を考えておきたい、ということですね。みなさまも一度は耳にしたことがあるかもしれません。

 

さて、運転資金として考えておくべきななのは・・・

  • オフィスの家賃・光熱費
  • 給与・人件費
  • 仕入れ費用

といった費用がそれにあたります。シンプルに考えると「事業を継続するために必要な費用」です。

創業当初は避けて通れない「集客〜新規顧客の開拓」を成功させるための経費も、この「運転資金」に該当します。

 

100%自己資金 or 積極的な外部からの資金調達

よくいただく質問として、「独立・開業資金を”自己資金のみ”でまかなうべきか、”融資や出資など外部からの資金調達”を検討すべきか?」というものがあります。

 

これには経営者の性格もあるので一概には言えませんが、スモビジオーナーを応援する当サイトとしては、リスクを最小限に抑えた形での独立を強くオススメしているのが基本方針です。

やはりまずは自己資金でのスタート。規模の理論で資金さえ投入すれば事業が伸びることがわかった段階で外部からの資金調達、が理想かと思います。

 

「開業資金+運転資金」だけでは不十分?

開業資金と運転資金を用意できるメドがたったとしても、まだ十分とは言えません。

あなた自身やパートナー、ご家族が生活するのにもお金が必要となります。

つまり・・・独立開業に必要な資金は上記であげた資本金の額だけでなく、

「開業資金 + 運転資金 ( + 生活費)」 > 「調達金額 + 自己資金」

という考え方で準備しておきましょう。

 



まとめ

今回は「独立・開業に必要なお金」の基本的な考え方についてご紹介しました。

 

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