【徹底解説】”クラウドコンピューティング”の基礎知識

”クラウド”という言葉が我々の生活に浸透して、これまでにどれほどのサービスが生まれたことでしょうか。

移動中の電車で回りを見渡してみても、読書している方よりスマホを触る方を目にすることが多くなりました。

まさにモバイルデバイスが急速に普及するとともに、クラウドサービスが個人や企業を問わず活用されているとことを実感頂けることでしょう。

 

そこで今回の徹底解説シリーズでは「クラウドコンピューティング」について、今さら聞けない?入門編にあたる内容を解説したいと思います。

  • クラウドサービスの概要をつかむ
  • サービスごとに分類されるクラウド
  • ここまでの急速な普及の理由がわかる



 

クラウドの基礎知識

そもそもクラウドサービス、クラウドコンピューティングとはどういった仕組みを指す言葉なのでしょうか。

シンプルに「事業者がネットワークを経由してIT資源を提供し、利用者はネットワークに接続された自身のデバイス上で利用する仕組み。」という風に理解することが出来ます。

特徴としては月額課金(サブスクリプション)で利用ができること、ブラウザやアプリなどから利用すること、などが挙げられます。

 

提供されるサービス

クラウド(XaaS)の形で提供されるITサービスは、下図(画像クリックで拡大)のように大きく「IaaS(HaaS)」「PaaS」「SaaS」の3つに分類して考えることができます。

次以降のセクションでは、技術的な簡単な考え方と、それぞれに該当する著名なITサービスをお伝えしていきたいと思います。

IaaSとは(Infrustructure as a Service)

その名の通りITインフラをサービスで提供する形態を指します。

 

提供されるサービスはITインフラとして分類されるネットワークや仮想サーバ基盤、または大容量ストレージなど。

ほかにも仮想デスクトップ環境も広義の意味ではIaaSに該当するでしょう。

(2020年の新型肺炎の影響で需要が高まった、リモートワーク環境を語る上で欠かせない技術ですね)

 

有名なサービスをご紹介すると、Azure Computing ServiceやAWS、Google Cloud Platformなどがこれにあたります。

 

PaaSとは(Platform as a Service)

データベースやアプリケーションの管理基盤などのプラットフォームを提供する形態を指します。

提供されるサービスは、アプリケーションの開発環境、各種データベース、開発用サーバコンソールなど。

世の中のサービスで具体名を挙げるならGoogle社のAppMakerやMicrosoftのPowerAppなどのローコードでのアプリ開発環境があげられます。

また、シンプルにデータベースのホスティングサービスなどの提供もこれにPaaSでのサービス提供にあたります。

 

SaaSとは(Software as a Service)

ソフトウェアやアプリケーションを提供する形態を指します。

その特性上、提供されるサービスは非常に多岐に渡ります。

Everenoteや各種SNSなどのいわゆるスマホアプリ、Webアプリなど普段の生活に身近なものから、例えば各種メールサービスやグループウェア環境など、ビジネスにおいて欠かせないシステムもSaaSで提供されることが増えてきました。

 

 

ここまで急速に普及したワケ

当記事の執筆時である2019年現在、クラウドで提供されるサービスは非常に多く存在しています。

iCloud、Google Calendar、GoogleDrive、Amazon Web Serviceや各種ソーシャルメディアなど、スマホの普及に伴いビジネスのみならず個人でも活用されるようになりました。

 

では、クラウドという仕組みがここまで普及した理由はどこにあるのでしょうか。

 

ビジネス環境でクラウドが急速に普及した理由として、クラウド革命とも言えるターニングポイントが一番の理由だと考えています。

 

クラウド革命

グループウェアなどの基幹システムは、クラウド普及以前は開発だけでも数億円規模の投資が必要でした。

つまり資金を潤沢に持ち、システム開発に明るい一部の大企業のみが利用できる仕組みだったと言えます。

 

この流れを変えたのがクラウドの登場でした。

利用料のサブスクリプション支払い(月額支払い)という形態の登場により、大規模な投資を必要とせず、早ければ明日にでも利用を始めることができるようになったのです!

 


まとめ

今回はクラウドのイロハについて、そして急速に普及した背景についてお伝えしました。

先にお伝えしたようにクラウドの一番のメリットは、高機能なシステムを誰でも安価で気軽に利用できる点だと思います。

そう考えるとクラウドサービスで最も利益を享受できるのは、実は個人事業や中小企業なのかも知れませんね。

 

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