WEBサイト開設に必要な「ドメイン」ってナニ?|新規取得する時のポイント

WEBサイト開設・会社用メールアドレス取得を検討中の方へ、「ドメイン(独自ドメイン)」について解説します。

 

こんな悩みはありませんか?

  • どうやら独自ドメインっていうモノが必要らしい
  • いや、そもそもドメインって何なの?
  • どんなドメインを選ぶべき?選ぶポイントは?

といった疑問をお持ちの方に向けて、ドメイン(独自ドメイン)とは何?といった基本的なお話と、新たに独自ドメインを取得する際のポイントについて解説したいと思います。

 

新たにドメイン取得を検討中の方、似た様な悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

  • ドメインって何?基本的な知識を理解する
  • 独自ドメインを取得する時のポイントを知る



ドメインってそもそも何?

ドメインとはメールアドレスで言うと(taro.yamada@example.com)の[example.com]にあたる部分です。

他にもWEBサイトでは[https://www.example.com]のように表現されています。

「インターネット・WEBの世界でいうところの住所」とお伝えするとイメージしやすいと思います。

 

ドメインの仕組み

インターネット通信の世界では、WEBサイトなどのサーバーを特定するための手段としてIPアドレスと言う仕組みが使われています。(例:192.168.100.1/24 など)

とはいえ、やはり私たち普通の人間にとって、ランダムな数字の並びは覚えにくいですよね。。。

これを解消し、わかりやすく識別するために「IPアドレスと紐付けられた文字列」がドメインです。

 

ちなみに「ドメイン」と「IPアドレス」の紐付け情報を管理する仕組みをDNS(Domain Name System:ドメイン・ネーム・システム)と言います。興味ある方は調べてみてください。

 

独自のドメインを取得する時のポイント

ここからは、これからホームページやECサイト(通販サイト)を開設したり、ビジネス用メールアドレスの取得を検討中の方に向けて「独自ドメインを取得する際のポイント」について解説します。

そのポイントとは、ざっくりと以下の4つです。

  • トップレベルドメインの信頼性
  • 取得したいドメインは「空き」かどうか
  • ドメインの取得条件を満たせるか
  • 企業・サービスのブランディングになるか

 

トップレベルドメインの信頼性

まず検討すべきは、取得するトップドメインの信頼性についてです。

トップレベルドメインとは、

  • .com
  • .gov
  • .co.jp
  • .tokyo

などの文字列を言います。このトップレベルドメインの種類によって「信頼性」や「取得費用」などが変化します。

たとえば、数あるトップレベルドメインの中でも、世界的にもっとも信頼性が高いのは[.gov]ドメインと言われています。

 

ドメインは「空き」かどうか

利用したいトップレベルドメインが決まれば、次は取得する文字列を決めていきましょう。

ここでの注意したいのは その取得したいドメインが空きかどうか、と言う点で、実はドメインはいわゆる「早いもの勝ち」で発行される仕組みとなっています。

つまり、世界中の誰かが取得済みのドメインは、その契約が切れるまであなたが取得することはできないからです。

 

ちなみにドメイン販売事業社のサイトでは「空きドメインの検索サービス」が提供されています。ご自身が取得されたいドメインは事前に確認しておくことをオススメします。(もちろん検索・確認自体は無料です)

【参考】空きドメイン検索|お名前.com ※外部サイト

 

ドメイン取得条件を満たせるか

先ほどご紹介したように、[.gov]のドメインは世界でもっとも信頼性が高いとされています。

と、なると「じゃあ、[.gov]ドメインを取得したい!」と考えたくもなりますが、実は日本に住む個人・法人では.govドメインを取得・利用することができません。

理由はドメインの取得条件を満たすことができないから、です。

 

ほかに日本において信頼性が高いトップレベルドメインとして、[.co.jp]が有名ですが、この[.co.jp]ドメインも「日本国内で登記登録された会社など」にのみ仕様が許可されています。

このように、特定のトップレベルドメインには、「取得する上での条件が設定されている」ということにも注意しておく必要があります。

 

[.gov]ドメインは「アメリカ合衆国の連邦政府と地方行政機関」だけが利用できるドメインです。

 

企業・サービスのブランディングになるか

そしてそのドメインが自社、またその提供サービスのブランディングになるか、と言う点にも気をつけておきましょう。

たとえば、悪い例をあげると”株式会社 お堅い会計事務所” さんのホームページが「https://shigoto-shitakunai.com(仕事したくない.com)」みたいなドメインでは、お客様からの信頼を得るのはむずかしいですよね。

 

・・・少し極論でしたが、逆にブランディグに成功している例として、東京メトロが運営するFind my TOKYO(https://findmy.tokyo/)があります。

女優の石原さとみさんが 東京の街を歩きながら魅力を紹介しているCM、見かけた方も多いのではないでしょうか。

 

このように、自社のサービス・商品のブランディングとの一貫性があるか?と言うポイントは、商品・サービスの認知度向上にも大きく関わることになるため検討が必要です。

 

ドメインの取得をご検討中の方は、こちら からお気軽にご相談ください。

あなたのサービス・事業への想いをお伺いしながら、より良いアイディアをご提案いたします。



まとめ

今回はドメイン(独自ドメイン)とは何か?と言うお話しから、新たにドメインを取得する時の注意点についてお伝えしました。

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今回の内容が「参考になった、興味をもてた」と言う方は、ぜひ他の関連記事からも興味のある情報(ビジネスの”タネ”)を探してみてください。

 

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