OpenAIがオススメする、ChatGPTを上手に活用する6つのコツ
話題の生成AI:ChatGPTをもっと上手に活用したい!とお考えの方へ
こんな悩みはありませんか?
- ChatGPTを使い始めたけど、欲しい答えを出してもらえない…
- どんな質問を書いたらいいかわからない…
- 上手に活用するコツを知りたい!
今日は、OpenAI直伝(!)の「ChatGPTを上手に活用する6つのコツ」というテーマで、ChatGPT活用を模索中の方に役立つ情報をお伝えしたいと思います。
また記事の後半では、無料で専門家に相談できる「オンライン壁打ち会」についてもご紹介しています。実際にChatGPT利用を進める際の具体的な流れや、弊社nonet 株式会社のサポート内容についても触れています。
似たような悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
- ChatGPTのプロンプト入力のコツを理解できる
- 生成AIとの向き合い方がわかる
ヒトも生成AIも”どんな情報を渡すか?”で仕事の質が変わる
また、普段の仕事で優れたアウトプット(=結果)を得るためには、相手に正確で有用な情報を伝える営みが必要不可欠です。
あなたの部下や同僚に品質の高いアウトプットを出してもらうためには、あなたが適切な情報(=最高の食材と優れたレシピ)を提供する必要がある、というわけです。
生成AIにとっての”良いレシピ”とは、”優れたプロンプト”
言い換えるなら”不完全な情報”や”誤解を招く情報”を渡してしまうと、結果は期待外れになることがあります。
これは、質の悪い食材を使って料理するのとよく似ています。味が落ちるだけならまだマシで、時には望んでいたものと全く違う料理が出来上がってくるケースもあるでしょう。
生成AIについても全く同じことが言えます。
つまり、ChatGPTにとっての”良いレシピ”とは、私たちが彼らに渡す入力情報ー。つまりどのようなプロンプトを入力するか?ということになります。
では、ChatGPTにとって優れたプロンプト(=問いかけ)とは何か?具体的にどのように考えればよいのでしょうか。次のセクションでは具体的な方法について解説していきます。
OpenAI推奨!優れた結果を得るための6つのコツ
ChatGPTの提供元であるOpenAIでは、優れた結果を得るための6つの戦略(Six strategies for getting better results)として、より良いプロンプト作成の考え方が次のように紹介されています。
- 具体的な指示を与える
- 反復して調整する
- 異なるアプローチを試す
- 明確なゴールを設定する
- コンテキスト(具体例)を提供する
- クリエイティブに利用する
それぞれ具体的な解説を見ていきましょう。
■【参考】Prompt Engineering ※外部サイト
具体的な指示を与える
冒頭でお伝えした通りChatGPTは、指示が明確(=レシピが完成されている)なほど良い結果(=優れた料理)を提供します。
もしあなたが拡販部隊の事業リーダーで、ChatGPTにマーケティング計画の作成を手伝ってもらいたい場合…
「マーケティング計画を作成したい」という曖昧なリクエストよりも、「小規模ビジネス向けのデジタルマーケティング計画の例を示してください」と具体的な指示を与える方が、望む情報を得やすくなります。
具体的な指示を与えて、より精度の高い結果を得るための依頼方法として
- 質問は詳細に
- ペルソナを採用するよう依頼する
- 区切り文字を使用して入力の異なる部分を明確に示す
- タスクを完了するために必要な手順を指定する
- 適切な例を提供する
- 出力の希望の長さを指定する
といった方法がオススメされています。
フィードバックを返しつつ調整する
最初の回答が期待に沿わなかった場合、フィードバックを用いて質問を調整することで
たとえば「もっと詳しく説明してください」や「別の例を挙げてください」といったフィードバックが有効です。
事業部リーダーのあなたが “手法” よりも “戦略” に近いアイディアが欲しい場合、「もう少し抽象度を上げて」「網羅的にアイディアをまとめて」と追加で指示するのも試してみる価値があります。
■【関連記事】コンセプチュアルスキルとは?|話が細かい人 と 具体策のない人 から考えてみた
目線を変えて異なるアプローチを試す
目線を変えて質問の仕方を変えてみることで、異なるタイプの回答や新たな洞察を得ることができます。
たとえば「マーケティング戦略についての一般的なアドバイス」と「成功したマーケティング戦略の具体例」は、同じテーマでも違った情報を提供してくれます。
数ある示唆の中でもROI(投資対効果)の高いものを知りたいなら「改善インパクトの大きい順に施策を教えて」といったプロンプトを追加してみましょう。
明確なゴールを設定する
質問の目的を明確にすることで、ChatGPTはより関連性の高い情報を提供できます。
たとえば、新しい市場に製品を投入するための戦略を求めている場合、その目的を明示することが重要です。
コンテキスト(背景や目的、前提条件など)を提供する
背景や目的、前提条件といったコンテキストを提供することで、ChatGPTはより精度の高い回答を生成します。
たとえば、日本の建設業に関する情報を求める場合、少子化に伴い建設業従事者の平均年齢が高齢化していることなど、最近の動向について言及すると、より良い答えが返ってくる可能性が高まります。
クリエイティブに利用する
ChatGPTは多様な用途に対応できるため、様々なビジネスシナリオでの活用を考えてみましょう。
たとえば、製品説明の作成、顧客からの問い合わせへの回答、あるいは新しいビジネスアイデアのブレインストーミングなど、幅広い活用が可能です。
あえて抽象的な質問をしてテーマ・視野を広げ、テーマが定まってからより深掘りする質問を投げかけてみるなど….クリエイティブな企画・戦略の壁打ち相手としてもChatGPTは優秀です。
■【関連記事】AIで新規事業?業務改善?AI導入を成功させるために欠かせない2つの要素
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