パソコン版Google ドライブとは?その概要とメリット、導入手順を解説
今回は「パソコン版Googleドライブ(Google Drive for Desktop) ※旧:Google FileStream/グーグルファイルストリーム)」についてご紹介したいと思います。
みなさん大好き「Google ドライブ」だと思いますが、こう言った経験はありませんか?
- ファイルを操作するのにブラウザを開くのが面倒
- ネットに繋がってない時にファイル編集できないのは不便・・・
こういった悩みは、パソコン版Googleドライブ(Google Drive for Desktop)を上手に使うことで解決できます。
今回の記事では、パソコン版Googleドライブの基礎知識、具体的な導入手順に至るまでを詳しく解説しています。似たような悩みをお持ちの方、興味がある方は是非 参考にしてください。
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- パソコン版Googleドライブ(Google Drive for Desktop)について理解する
- 具体的な導入方法・始め方について知る
パソコン版 Google ドライブとは?
パソコン版Googleドライブ(Google Drive for Desktop)とは、WindowsやMacなどのOSを問わず無料で利用できるアプリケーションです。
このアプリを導入することで、パソコンのディスクドライブにあるファイルと同じように、WEBブラウザなしでもファイル操作を行えるようになります。
ほかにも、よく挙げられるメリットとしては次のようなものがあります。
- パソコンのディスク容量を有効活用
- オフラインでも作業OK!(オンラインになったら自動同期)
- ブラウザを利用せずファイル操作ができる
パソコン版 Google ドライブのファイル同期の仕組み
ここで少しパソコン版Googleドライブの「仕組み」のお話をしたいと思います。
パソコン版Googleドライブでは、
- ミラーリング
- ストリーミング
の2種類の方法で「クラウド」「あなたのパソコン」の間でファイル同期を行っています。
各設定の特徴について解説していきたいと思います。
ミラーリング:クラウドとパソコンの両方にデータを保存
まず最初にGoogleドライブ(クラウド上)とパソコンの両方に実データを保存する「ミラーリング」という設定について。
高容量SSD搭載のパソコン使ってます!と言った方、ディスクドライブの空き容量に余裕がある方には、このミラーリングの設定がオススメです。
パソコン上にも実データが保存されているため、外出先で接続可能なWi-fiが見当たらない場合などでも問題なく作業を行うことができるからです。
こんな人にオススメ
- ドライブ容量の大きいパソコンを利用している。
- 外出が多く、外出先でも作業することが多い方。
ストリーミング:クラウド上にのみデータを保存
この設定はファイルをクラウド上にのみ保存します。
仕組みとしては、パソコン上の仮想ドライブから必要なタイミングでファイルにアクセスする形になります(つまりファイル利用にはネット接続が必須)。
もちろん、特定のフォルダやファイルをパソコン上にダウンロードしておくことも可能です。これにより、インターネットに接続されていない環境でも作業を行うことはできます。
こんな人にオススメ
- パソコンのディスク容量が少ない
- ChromebookやiPadなど、持ち運びを重視した機器で仕事している
ぜひ「普段、Google ドライブをどのように使っているか?」という視点で最適な方法を選んでみてください。
パソコン版 Google ドライブの始め方・導入手順
冒頭でお伝えした通り、パソコン版Googleドライブを導入するのに、追加で費用がかかることはありません。
Windows・Macを問わず、インストーラは無料でダウンロード・インストールすることができます。
パソコン版Googleドライブを導入する具体的な流れは、次の3ステップです。
- 管理コンソールから同期設定を有効化
- インストーラのダウンロード
- パソコン版Google ドライブのインストール
さっそくみていきましょう。
※ステップ1はGoogle Workspaceを利用中の場合にのみ、必要な手順です。
■【関連記事】グーグルワークスペースとは?|仕事に必要なアプリ、その全てがここに
管理コンソールから「同期設定」を有効化する
「同期設定の有効化」は、無料のGoogleアカウントではなく、Google Workspaceを利用している場合に必要な設定です。
もしあなたがGoogle Workspaceのテナント管理者で、管理者権限をお持ちなら、Google Workspaceの管理コンソール(https://admin.google.com)にログインしてください。
※必要に応じて、下のリンクから担当の方へこの記事を共有してあげてください。
さて、管理コンソールにログインできたら、画面左のメニューから操作を行います。
[アプリ] > [Google Workspace] > [ドライブとドキュメントの設定] > [機能とアプリケーション]
の順番に遷移し、
[組織でのドライブ ファイル ストリームの使用を許可する] の設定で、チェックボックスをオンにします。
Google Workspaceの管理機能を利用すれば、Google ドライブを利用できるデバイスを「会社所有のデバイスのみ」に制限することもできます。
インストーラのダウンロード
Windowsを利用中の方はここ から、Macユーザー は ここ からインストーラをダウンロードできます。
!注意!ファイルの容量は350MBくらいあります!モバイル通信を利用中の方はご注意を・・・
Google ドライブのインストール
ダウンロードしたインストーラをダブルクリックで起動すると、自動でインストールが行われます。
画面の指示に従って操作いただくとインストール完了です。
MacOSを利用中(High Sierra(10.13)以降)の場合、セキュリティ設定に関わる次の手順を踏む必要があります。
- パソコン版 Google ドライブを開きます。
- 「」から [システム環境設定] > [セキュリティとプライバシー] > [一般] に移動します。
- [開発元 ‘Google, LLC’ のシステム ソフトウェアの読み込みがブロックされました] で [許可] をクリックします。
ファイルを操作してみよう
パソコン版Googleドライブのインストールが完了すると、Windowsなら右下、Macなら画面上部にGoogle ドライブのアイコン(※こんなの「」)が表示されます。
このアイコンをクリックしてドライブにアクセスします。
利用状況によって、WEBブラウザに画面が移動してGoogle Workspaceでログインが必要になります。
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