【コラム】中小企業がリモートワークを検討するなら?|抑えたい3つのポイント
Withコロナ・Afterコロナの影響で、働き方のみならず、生活様式そのものが大きく様変わりすることになりました。
私たちのような “小さな会社の経営者” こそ、大きな “うねり” への適応が求められている時代に突入したと言えるかもしれません。
そこで今回は、似たような想いの方に向けて「中小企業のリモートワーク導入で抑えておきたい3つのポイント」をご紹介します。
リモートワーク導入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
■【参考】業界別リモートワーク制度の導入比率|東洋経済ONLINE ※外部リンク
- 「導入しないリスク」から考えるリモートワーク
- リモートワーク導入のための要点を掴む
- 中小企業がリモートワークで失敗しないための3つのポイント
リモートワーク導入、成功のための3つのカギ
リモートワークの導入は、企業にとって最優先の課題となりつつあります。
これはいわゆる「IT系・テック系の職種」であったり、「潤沢に資産のある上場企業」に限った話ではありません。
とはいうものの、現実問題として「よーし、明日からリモートワークはじめちゃうぞ〜!」という旗振りでは、うまくいくと考えにくいですよね。
間違いなく現場が混乱すると思います。
リモートワークのみならず、新しい制度・取り組みをスタートする上では次の3つのポイントを押さえておく必要があります。
- 制度(ルール)の整備
- 企業文化(意識)の醸成
- ITツール(方法・道具)の展開
これは、以前の記事(FAX廃止の段階的な進め方)の方法とまったく同じ考え方をベースにしています。
■【関連記事】FAX廃止の段階的な進め方|具体的な代替手段・現場の混乱を抑えて進める方法
「制度」の整備
まずは「制度の整備」について。
リモートワークの検討に向けて、制度の再設計・整備に取り組む企業が増えています。ただし「就業規則の改訂」といった整備だけでは十分とは言えません。
一番の目的は「実際に従業員全員がリモートワークを利用・継続する」ということですから、
- シェアオフィスの契約
- 在宅勤務手当
- 業務の見える化
など、もう一歩踏み込んだ制度設計が重要なカギを握っています。
「文化」の醸成
次に取り組むべきは、リモートワーク制度を積極活用するための企業文化(雰囲気とも)の醸成です。
たとえば、あなたの会社が「〜50人ほどの規模」であれば、社長や経営幹部のトップコミットメント(リモートワークをやるぞ!という意思表示ですね)だけでも大きな効果が見込めることでしょう。
労務管理・人事を担うリーダーと共同で、積極的にリモートワーク導入に向けた取り組みを除法発信することをオススメします。
その一方で「50人〜を超える規模」の企業ではどうでしょうか?
おそらく、多くの企業で現場社員と経営陣との距離が遠くなり、社長の想いが十分に伝わりにくくなるころなのではないでしょうか。
この場合は「推進ワークグループ」を発足することをオススメします。
各部署や事業部に「ワークグループのリーダー」を配置し、リーダーを通して社長や経営陣の想いを広げてもらう、という考え方です。
ちなみにこの方法のポイントは、リーダーを”管理職” ではなく、現場メンバーの中から任命するところにあります。経営陣と現場メンバーとがコミュニケーションを取るための良い機会にもなるため、ぜひ取り入れて頂くことをオススメします。
「道具」の導入
そして最後にリモートワークに適した”道具”-、すなわちITツールについてです。
事実、ITツールの選定には、非常に多くの選択肢があります。
- 全て自社で開発する
- 全て外部のシステム会社に委託する
- 既存サービスを組み合わせて活用する
などです。
とはいえ、中小企業が注意すべきポイントをご紹介しておくと「多機能すぎるものを選ばない」という点に尽きると思います。
-「システムを導入する」と聞くと、「今の仕事を全部システムに任せよう!」となりがちですが、日本における多くのIT利活用がうまくいかない理由がこのパターンだったりします。
そのため、失敗しないための方法として次の様に段階を踏むことをオススメします。
- 必要不可欠な機能に絞り、数ヶ月ほどの “お試し期間” を設ける
- 使ってみて気づく、”追加で必要な機能” を洗い出す
- “追加で必要な機能”を購入したり、開発することでもっと便利に!
■【関連記事】初めてのリモートワークに最適なITツール|必要不可欠な5+αの機能とは?
■【関連記事】Google Workspaceとは|仕事に必要なアプリ、その全てがここに
おトクにGoogle Workspaceを利用してみませんか?
Google Workspaceの認定パートナーでもあるnonet 株式会社では、Google Workspaceの請求代行サービスをご提供しており、ご契約いただいた方には追加料金ナシで
- 毎月のご利用料金の割引き
- 活用サポートを無料で利用可能
- CRMなど外部サービスとの連携ノウハウのご提供
といったサービスをご提供しています。※すでにGoogle社と直接Google Workspaceをご契約中の方でもご利用いただけます。
おトクなGoogle Workspace利用に興味がある方は、お気軽にお問合せください。
さらに毎月3社限定で「無料オンライン壁打ち会」を開催しており、壁打ちベースでご相談いただける枠を設けております。nonetのコンサルティングを発注されるご予定のない方も、せっかくのこの機会をぜひご活用ください。
Seeds4biz〜”ビジネスのタネ”がみつかるメディア〜では、
小さな会社に役立つ「デジタル化・DX化」「業務改善」「マーケティング」といったテーマを中心に幅広い情報を発信しています。起業準備中・新規事業やりたい系の人も見てね。