「初めてのリモートワーク」を検討中の方へ|必要不可欠な5つの機能+αとは?

前回記事では、中小企業がリモートワークを導入するための3つのポイントについてお伝えしました。

あまりITに馴染みのない方からすると、

  • リモートワークにはどんな機能が必要?
  • 良さげなITツールはないのかな?

という悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、必要不可欠な機能に絞って ITツールを検討中の方に向けて、「リモートワークに必要不可欠な5つの機能+α」を解説したいと思います。

 

似たような悩みをお持ちの方、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

※前回の記事をおさらいしておきたい方へ

【関連記事】中小企業のリモートワーク導入|抑えておきたい3つのポイント

  • リモートワークに必要な5つの機能を理解する
  • 業務に必要な すべてがひとつに」なったサービスとは

 

リモートワークとクラウドサービス

さっそくリモートワークに欠かせない機能を5つほど紹介していこうと思うのですが、その前に「+α」の機能について考えておきましょう。

それは・・・「クラウドサービスを利用すること」です。

 

以前の『中小企業こそ”クラウド活用”で攻めのIT投資を 』の記事でもご紹介したように、クラウドサービスの登場によって

  • 『コスト』
  • 『納期』
  • そして『場所』

というシステム導入にありがちな三つの制約から 私たちを解放しました。

小規模事業や中小企業など、いわゆるシステム開発にお金をかけられない企業で『オフィス以外でも仕事=リモートワーク』を実現するためには、クラウドサービスの利用が必要不可欠といっても過言ではないと思います。

 

リモートワークに欠かせない機能5選

さて、ここからはリモートワークに欠かすことのできない5つの機能を解説していきたいと思います。

 

電子メール

まず、コミュニケーションの手段として「電子メール」の環境が必要です。

従業員ひとりひとりにメールアドレスを提供しておきましょう。(とある業界では、いまだに「ひとり1アドレス」が実現できていない業界もあるようですが・・・)

お客様・協力先などの取引先企業のみならず、部署間・個人間のコミュニケーションを考えても「ひとり1アドレス」の環境は必要不可欠な機能と言えます。

 

無料で使えるフリーのメールアドレスではなく、独自ドメイン(例:aaaa@seeds4.biz の下線部分が会社オリジナルのもの)のメールアドレスを作成することを強くオススメします。
情報漏洩のリスクやビジネス性などを考えても、投資する価値は十分にあります。

【関連記事】「起業・創業後でもフリーメール」がNGなワケ|ビジネス用メールのススメ

 

共有カレンダー

次に共有カレンダー機能についてです。

中小企業でしごとをしている方の中には、今でも

  • 手帳
  • ホワイトボード

で管理されている方も多くみえます。

・・・リモートワークが始まると、誰も確認できそうにないですね。

 

やはり「リモートワーク導入を成功させる」という視点で考えてみると、上司・同僚・部下の予定がわからないという状況は好ましくありません。

そう言った意味でも移動中・外出中でも確認できる「共有カレンダー」は必要な機能のひとつです。

 

ファイル共有

たとえ在宅勤務中に5時間(!)をかけて作成・編集した資料も、上司や同僚に見てもらわなければ意味がありません。

ファイル共有の機能を使って、あなたの仕事ぶりを彼らに見せつけてやりましょう!

・・・もちろん、ファイル共有の機能のメリットは、単に「仕事ぶりをアピールできる」だけではありません。

組織に「作った資料はすぐに共有する」という文化が定着すると、また別のメリットが生まれます。例を挙げるなら

  • 情報漏えいのリスク防止
  • 情報共有でチーム力UP!

などがあります。

たとえば、今日中にあなたが作らなきゃいけないその資料、すでに別の同僚がファイル共有してくれていた!という嬉しいパターンに出くわすこともありますよ。

 

【関連記事】資料共有とナレッジマネジメント|強い営業チームは0から資料を作らない?

 

資料作成・共同編集

資料作成・共同編集の機能も欠かせません。

  • 文書作成
  • 表計算シート
  • プレゼンテーション

などのフォーマット(形式)に対応した資料作成・編集機能はリモートワークのみならず、オフィスでの仕事にも必要な機能です。

 

また、リモートワークでも協力しながら仕事を進める方法をご存知でしょうか?

「共有フォルダに保存されている資料を修正しようとしたら、別の誰かが編集中で修正できない・・・」

という問題も、共同編集機能を使えば資料の同時編集が可能です。

 

ビデオ会議

ロックダウン中でも、顔を突き合わせて話し合いが必要なケースががゼロになる訳ではありません。

ビデオ会議の仕組みを導入して、3密を避けながら1対1の評価面談やマネージャーからのメッセージを発信しましょう。

実際に大学などの教育機関でも、遠隔授業にビデオ会議が使われていたりします。

 

 

「5+αの必須機能」はグループウェアで実現できる?

 

さて、ここまでご紹介した5つ+αの機能ですが、それぞれの機能を個々で検討・導入するのは、管理コストの面でもハードルが高いと感じられたのではないでしょうか。

そのため、Seeds4Biz編集部ではグループウェアを導入することをオススメしています。

グループウェアは、シンプルにお伝えすると「仕事に必要な機能がそろった、ビジネス向けのアプリセット」のことを指し、月額あたり5,000円以下で利用できるサービスがほとんどです。

 

Googleのグループウェア:Google Workspace(グーグルワークスペース)の紹介動画ですが、どのようなものかイメージして頂けるのではないでしょうか?

動画でも紹介されている様に、

といった「仕事に必要なすべてがひとつに」なったサービスです。

 

必要不可欠な5つの機能(+α)がそろった「中小企業に最適なビジネスツール、グループウェア」。

あなたの会社でも、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

 

【関連記事】Google Workspaceとは|仕事に必要なアプリ、その全てがここに

【参考】中小企業に最適なビジネスツール|仕事に必要なすべてがここにある ※外部リンク

 

まとめ

今回は、リモートワーク導入の視点から「必要不可欠な5+αの機能」についての考察と、リモートワークに最適なGoogle Workspace(グーグルワークスペース)についてご紹介しました。

 

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